2006年10月28日

『不確かな抱擁』『灼熱を呼べ』『愛にふれさせてくれ』『月を抱いた』『シャンパーニュの吐息』:夜光花

前々から、じたばたするほど(笑)おもしろいなと思ってたんですが、非常に感想が書き難いなあと感じる夜光花さんです。
全作は読めてませんが、一応五作ほど。
プチ感想です。


不確かな抱擁
夜光 花著


<あらすじ>
変わりたい―。昔から、北斗の行く所には災いが起こる。その為、接触嫌悪症を患った北斗は部屋に閉じこもりがちの生活を送っていた。自分を取り巻く不思議な因縁はいったい何なのか…。その原因を突き止めるため、北斗は母の故郷、八ツ島へ向かった。七歳の頃その島で記憶を失ったのだ。記憶をたどれば、どこへ行っても疫病神の自分を変えられるかもしれない。しかし、そこで北斗を襲ったのは、再度の記憶喪失だった。島に着いてからの記憶がない北斗の身体には、誰かと抱き合った後のような痕跡が残っていて…。幾重にも折り重なる謎と屈折した人の感情が絡まりあう、エモーショナルラブストーリー。

この作品が、一番好きです。
それは××プレイがあるから(笑)
というのは、おいといて・・・。
やはり、設定でしょうか。
閉鎖的な島、古くからの因習、舞台装置としては最高です。
しかも、その渦中にいるはずの主人公の北斗には、なにもわからない。
読んでる側も少しずつ、謎が解けていく・・・。
最後の最後まで、二人の関係も、島の秘密も目が離せなくて、非常に楽しめました。

灼熱を呼べ
夜光 花著


<あらすじ>
「お前が俺と付き合うなら、もうこなもの造るのはやめる」連続爆弾魔事件が世間を騒がせている中、裕也は親友の竜治の部屋で造りかけの爆弾を見つけてしまう。責める裕也に竜治が持ちかけてきた取り引きは、思いもよらないものだった。裕也がその条件をのみ、竜治に抱かれた後も爆弾魔の犯行は一向に途切れる様子はない。竜治が犯人であるはずがない。そう信じたい反面、疑いを隠せない裕也の心を竜治もまた敏感に感じ取っていた。果たして竜治は犯人なのか。本当の恋人ではない、友人にも戻れない、二人のもろい関係が崩れ始めていく―。



この二冊は続き物ですね。
うっかり、先に「愛にふれさせてくれ」を買ってしまい、しばらく読めませんでした(笑)
なんていうか、この作品はやっぱ竜治、ですね。
真剣に彼を怖いと思いました。


月を抱いた
夜光 花著


<あらすじ>
恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。妖しく危ういセンシティブラブロマンス。

確かこの作品が、夜光さん初読みでした。
これは、ストーリーもさることながら、イラストがもう・・・。
麻生海さんが描かれてたことに、気付きませんでした。
それくらいいつもの雰囲気と違ってて、この作品のイメージとぴったりあってて。
直樹の罪は・・・読んで確かめてください。



<あらすじ>
10年前に死んだ弟がなぜ目の前に──!?
レストランのオーナー・矢上が出逢ったのは、店で働くギャルソンの瑛司。綺麗で儚げな容姿は生き写しでも、瑛司の明るく快活な性格は弟と正反対だった。末だ弟の死を悔やむ矢上は、別人だと頭では否定しながらも瑛司に惹かれていく。そんなある日、矢上は瑛司への想いを抑えられず抱いてしまうが…!? この腕の中にいるのは誰?──ミステリアス・ラブ。

あらすじの通りです(笑)
ホントに、あんたは一体何者なのか?
正直、えっちシーンにはさほど萌えず、ストーリー真剣におってました。
タイトルのイメージとは違う、なんだか夜光さんっぽい、どろどろした展開で、結構裏切られました・・・。
posted by 棗 at 11:35| Comment(2) | TrackBack(0) | BL(小説)>夜光花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
棗さん こんばんは!

私も夜光さんは好きです〜♪ただラヴァーズ文庫で出てる本の緊迫感のある感じが好きなので最近の作品はイマイチ…なんですが。

私も「不確かな抱擁」が一番好きかなー♪ちょっと有〇倶楽部を思い出したりもしてましたが(笑)

あと「月を抱いた」ではこーゆーので秘密って言ってもたいしたことないよね〜、などと思っていたらあまりにすごい秘密で愕然とした覚えが(笑)
あれでハマっちゃったんだと思います〜!
Posted by ゆちゅらぶ♪ at 2006年10月29日 01:46
ゆちゅらぶ♪さん、こんにちは〜♪

最近の夜光花さんは、手を出してません。
なぜなら、あの衝撃的な表紙に、恐れおののいてしまいましたから(笑)
来月出る夜光さんの新刊は、どうしようかなと、ちちょっと思案中です。

「不確かな抱擁」、やっぱりいいですよね。
言われてみれば、たしかに有閑倶○部を思い出します。
島と××・・・そんな話ありましたね。
あれは怖かったですが、こちらは、エロかったですよね(笑)

>秘密って言ってもたいしたことない
そうなんですよ!私も、軽い気持ちでいたら、やられました・・・。
自分が思ってた以上の重さでした。
夜光さんの書く主人公が持つ壮絶な過去は、きますね・・・。

コメントありがとうございました♪



Posted by 棗 at 2006年10月29日 13:49
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