2012年04月10日

あなたは僕のマスコット:鳩村衣杏


<あらすじ>
「年上で天然ツンデレ…超萌えます」出版社に勤務する二階堂譲は、専務秘書から法務課に異動となった。引き継ぎで紹介された新たな取引相手は長身で金髪、灰青色の瞳を持つ北欧人・ミカ。まるでファンタジー小説の王子様のようなルックスの彼だが、初対面の譲をいきなり抱きしめると、ツンデレ、天然、萌え―、譲には意味不明な単語を乱発して!?その日から生真面目な譲は、日本人以上にディープなアニメオタクのミカに振り回される羽目になり…。


今回ルナノベルズでフェアがあったので、せっかくだからと以前なんとなく買いそびれてたこの本を手に取ったのですが、予想外に楽しめました。
鳩村さんのお仕事BLは、やっぱりおもしろいですね〜。



譲という人は、やっぱり見たまんまの人ですよね。
正直過ぎて真面目過ぎてそれで結構可愛いヒト。
でもミカは、ギャップがあり過ぎなんですよね。
見た目は王子様、中身はオタク、でもその実態は…けっこうな策士。
…あなたのほうが、完全に萌えキャラですが?(笑)

王子様系オタク攻×天然生真面目受。
最初は、散々この王子様は真面目ちゃんを振り回すんだろうなあと思ったんですよ。
確かに、最初は譲の今までの世界になかった言葉で振り回したかと思いきや、結局のところ天然爆弾には誰も敵わないのですよ。
そしてその天然爆弾は、オタクの萌えゴコロをくすぐり、あげく恋心に火をつけるのです。
ミカと譲、出会い方が出会い方なだけに、譲がミカの言葉をどうやって信じればいいのかわからないで戸惑うのもわかるんです。
好きなラノベのキャラに似てるとか、ツンデレ萌え〜とか、散々いわれて、好きだと告白されても。
そして一方の譲は、嘘がつけない人。
生真面目過ぎる性格は好ましくもあり、時として残酷であったり…。
ミカの気持ちは、ずっとブレないです。
でも譲は?
彼の告白から、譲は随分変わっていきます。
友達でしかいられないと思ってたのに、そうじゃなくなってくる。
でもそれに気付きかけたとき、彼の真面目さが仇になる…。
ミカが好きなのは、はじめて会った時の譲だから、あのときと違ってきてる今の自分は?って思ってしまう。
でもミカは変わって欲しいという。
最初にキャラづけされちゃうのって辛いよね…。
そうあることを強いられてる訳でもないのに、そうしなくちゃいけない気になってくる。
しかもそこに恋愛絡めば、なおややこしい事態に陥ることは、想像できるし…。
ミカが譲をつき放すのもわかるけど、元はあんたが萌えキャラに例えたのがすべての元凶に思う…。
でも、ただしイケメンに限る特権で、許してあげるよ(笑)

人をカテゴライズするのは好きじゃないってところ、ソコは読んでて痛かった。
ゴメンナサイ、わたしやってます…。
わかってるんです、人がそんなに簡単にキャラクター化することできるほど単純ではないことなんて。
いつもってワケじゃないんですけど、苦手な人とかに出くわしたときに、やっちゃうんですよ…。
でも大概ツンデレに無理やりカテゴライズして、いつかデレてくれるはず!と自分を騙すだけなんですけどね…。
posted by 棗 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>鳩村衣杏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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