2012年03月02日

ダミー:水壬楓子


<あらすじ>
人材派遣会社『エスコート』の調査部に所属する環は、オーナーの榎本から、警備対象の影武者になる仕事を引き受けさせられる。その間、環のボディガードにあたるのは、警視庁のSP・国沢だった。彼とは大学時代の同級生で、かつて環は彼に想いを寄せていた。しかし辛い恋の経験から、それを告げずに彼の前から逃げるように姿を消した環。約十年ぶりに再会し、共に行動する中で環は捨てたはずの国沢への想いを再び募らせていき―。


10年目のデレ。





お久しぶりのエスコートシリーズです(≧∀≦)
このシリーズ大好きなので楽しみにしてました〜。(前作「クライアント」の感想書きそびれてるのが悔やまれる、結構読み直してるのに…)
今回はいつもとちょっと違って、エスコートのガード部門じゃなくて、調査部所属の環が主役。
そんな彼を守るのが、警視庁のSPさん♪
守る側と守られる側という関係は萌えますが、それ以上に私の大好きな同級生再会モノキタ━(゚∀゚)━!

しかし、環はツンデレにもほどがある。
デレるまでに10年…。
彼があそこまでかたくなにツンを貫く訳もなくはないんですけどね。
でもあの乗り逃げはないだろうよ…。
それでもずっと環を忘れられずに好きでいた国沢はすごいと思うよ。
最悪の別れを経験し、そして10年後にお互いに仕事で顔を合わせることになるんですけど、別れ方が別れ方だっただけに、波風立ちまくりです。
目ざとい榎本がいらぬ世話を焼きたがるほどにね(笑)
そもそも環も国沢のことを嫌いで逃げたわけじゃないから、あと引きますよね…。
しかも、最後のつもりで寝たら、もうだめ。
お互いにとって、忘れられない人になってしまってますよね。
でも、あの時、環が逃げずにいたら、どうなってたか?
今のような関係を築けたか?
それはもうわからないけど、ひょっとしたらうまく行かなかったんじゃないかなあと思わせる部分もありますよね。
なんと言っても、当時の環の心を占めていた存在、篠崎のことがありますから。
環と篠崎、ものすごく歪んだ関係だったけれど、それがすごく環を満たしていたわけだから。
国沢にはけっしてできない愛し方ですから。
この篠崎は、彼が主役で話が読みたいほど気になる存在でした。
壊れっぷりといい病みっぷりといい。
…ひょっとしてもうこのキャラどこかに出てたりするのかな?
篠崎はマイナス気質で、環もやっぱりマイナス気質。
だから居心地の良さ感じてしまって、逆にプラスの国沢が眩しくて仕方ないっていうのはよくわかる。
でも、俺に愛されてみろなんてセリフ言ってくれるのは、国沢だから。
黙ってうざいほどに愛されてなさい!

ところで、清家(≧∀≦)
相変わらずの可愛すぎる大型犬っぷりで安心いたしました。
垂れた耳としっぽが目に浮かぶ(笑)
ワンコかわいい、まじラブリ〜。
この二人の話も読みたいなあ。
posted by 棗 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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