2012年01月30日

聖キプリアヌスの秘宝 欧州妖異譚3:篠原美季

聖キプリアヌスの秘宝 欧州妖異譚3 (講談社X文庫―ホワイトハート) [文庫] / 篠原 美季 (著); かわい 千草 (イラスト); 講談社 (刊)

「エマニア〜月の都へ」が出たのが2009年6月。
別館の方でちょこっとだけ感想書いてますが、ソレを(あとがき含めて)読んでから、どうしたらいいんだかな状態で、新シリーズ出てもなかなか手に取るきになれなかったんですが、ここに来てようやくです。
なぜって、”表紙の二人のせい”の一言につきます。


一応、新シリーズ未読の方のために、あらすじ含めて折りたたみます。

エマニア~月の都へ 英国妖異譚(20) (講談社X文庫―ホワイトハート) [文庫] / 篠原 美季 (著); かわい 千草 (イラスト); 講談社 (刊)



<あらすじ>
英国のパブリックスクール、セント・ラファエロの最上級生、セイヤーズは従兄弟の遺品の「杖」が届いてから悪夢を見るようになる。憔悴する彼を心配した親友のオスカーは、卒業生のユウリに助けを求めた。「杖」にまつわる財宝伝説と魔法書。ユウリ、アシュレイはスペインのガリシアへ向かう。欲にかられた人々の野望をくぐりぬけ、ユウリは悪魔と契約してしまった魂を救おうとするのだが。

舞台が、セント・ラファエロという枠を超えて、欧州というとてつもなく広い範囲に広がったわけで、シモンの苦労も増えるばかりで…。
気の毒すぎる(笑)
まあ彼はそれが障害になるような男ではないんですけどね。
それだけの財力とコネがありますから、さすが将来ベルジュ家を背負って立つ男(`・ω・´)

で、今作は久々のセント・ラファエロに戻ってくるわけなんですがオスカーとセイヤーズコンビキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
私は好きなキャラと好きなコンビ(orCP)が違うというめんどくさい人で(笑)好きなキャラと、萌える関係性というのが全然別物だったりするわけです。
この作品で好きキャラはまあ隆聖さんなんですが、コンビ的には下級生コンビが好きだったりします。
…前作読んでた時も、薄々そんな気はしてたんですが、今回この表紙でまた読もうと思ったあたりで、ああ私はこの二人が好きなのねと観念致しました(笑)
オスカーって、ユウリの前だと忠実なるワンコと化すわけだけど、セイヤーズとはまた違う関係築いてますよね。
先輩と同級生という違いももちろんありますが。
今回なんのかんのいいつつ、セイヤーズのために、気がむかないくせにシモンに連絡取ってるあたりがかわいくてしょうがないwww
いつもは、ユウリにオスカーが尻尾振ってるのを、イラッとしながらセイヤーズが見てるっていうイメージ強かったけど、今回オスカーの天敵(むしろみんなの天敵)のアシュレイとセイヤーズが一緒に現れた時、オスカーたまにはやきもきしてみろと思ったのは、ここだけの話…。
でも、セイヤーズ、いつものクールビューティが鳴りを潜めて、ユウリに甘える姿はかわいかったわwww

それにしても、ユウリがモテモテポジションなのは変わらないです。
責任感じてるシモンの過保護ぶりに拍車がかかってるのと、アシュレイが相変わらずなのと、隆聖さんに関してはちょこっとでてきても美味しいという(笑)
とはいえ、それぞれポジションが微妙に違うというのを、すごく感じてみたりもしました。
アシュレイはユウリの能力を欲してるわけだし、隆聖さんは親族関係というのもあるし、シモンはもう愛だからね。
しかし、オニールに対して、アシュレイがイラッとくるのわかるなあ(笑)
うざいよねえ、彼ほんとに。
そこが彼のいいところなんだけど。
無自覚にユウリはいろんな人のハートを射ぬいているわけだけど、彼は結局、人であって人でないのかなあと思わざるをえない。
アシュレイなんかはすごく近い存在だとは思いはするけど、そうは言っても、片足突っ込んでるような状態であって、アシュレイはまだまだ人である部分が多いと思うんですよね。
でもユウリは、結局誰のものにもならないよね、もっと別の存在に愛されてるわけですから。
やっぱり、ユウリの存在ってなんだろうなあと思ってしまう。
そして、彼にとって周りの人々はどういうものなんだろうなと。
彼は博愛主義なので困ってるひとには手を伸ばさずにはいられないんだけど、でも時々彼は一歩引いた所で冷静なところもあるような感じがする。

そういえば女の子キャラいっぱい出てきたけど、また都合よくつるっと頭の中から抜けていた…。
あんなに自己主張の激しい子たちばかりなのに(笑)
posted by 棗 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 萌え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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