2006年09月27日

DEADLOCK:英田サキ



<あらすじ>
同僚殺しの冤罪で、刑務所に送られた元・DEA(司法省麻薬取締局)の捜査官、ユウト・レニックス。
彼がこの、アメリカ一とも言われる重警備刑務所から出られる方法は、ただひとつ。
監獄内に潜伏中という、テロリストの正体を暴きだすこと。
必死の思いで潜入したシェルガー刑務所で待ち受けていたのは、端正な容貌とは裏腹な、無愛想な同室のディック。
そんな中、ある事件がユウトを襲う・・・。
囚人×囚人モノ。


読み終わって最初に思ったのは、「英田さん、刑務所モノ書きたかったんだな・・・。」(笑)
それくらい、檻の中の懲りない面々の様子がわりと枚数を割いてきちんと描かれてて、正直、これBLなのか?と途中疑問をもつくらいで。
そのかわりと言ってはなんですが、恋愛面が動き出したら、途端に怒濤の展開で(笑)
でも、続編が出るということなで、それはそれで納得しましたが。
・・・刑務所萌え、新発見でした(笑)





冤罪で刑務所に入れられた、元・捜査官。
そして着せられた罪は、同僚殺し。
助かる道はたったひとつ、潜伏したテロリストの正体を暴くこと。
・・・思いっきりハリウッド映画のような設定、だからもっと弾けた内容なのかと(笑)
ユウトとディックも、同室ということで、入所早々に襲われて、奪われてしまうんだろうなあと、予想してただけに、あそこまで焦れったいとは、正直意外。
刑務所BLというよりは、むしろ刑務所モノとう感覚が強くて、えっちした時は、そうだったよこれBLだったよ・・・と、阿呆なことを考えてしまいました(笑)
しかも、ディックという男が、ホントにもうわけのわからん男で。
・・・正体がわかっても、謎な男。

刑務所と言う場所は、やはり一種の異空間。
ユウトは、DEAに所属していたわけで、元々法を守る側で、法を守らないものをこの場所へと送り込んできた側。
それが、何の因果か、全く逆の立場へと立たされることに。
しかも、濡れ衣によって。
法を守らなかった者たちによって生み出された、暗黙のルールが支配する世界に、慣れたくはないのに、気がつけば慣れている。
そのことに気付き、自分自身を恐れるユウト。
でも、彼の根本的なところに根付いてる正義感だけは、どんなにものにも覆すことができなくて、ずっとかわらずにいる。
身も心もずたずたに傷ついた時でさえ、それは変わらなくて。
人の強さって、そういうことなんだろうなと。

それにしても前から思ってたんですが、刑務所って、ホントにあんなことが日常茶飯事なんでしょうか・・・。
うーん、気になる。
posted by 棗 at 20:10| Comment(6) | TrackBack(0) | BL(小説)>英田サキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは☆これまで棗サマのブログにはたびたびお邪魔させていただいてましたがweb拍手で時々一言二言を残すぐらいでした。とうとうお話してみたくなりました☆この作品って本当に読んでいてBLというのを忘れてしまうぐらい硬質なお話ですよネ。しかも途中までユウトってば無精ヒゲだし・・。けれど意外や意外,萌え要素もギュウギュウに詰まってますよね!英田さんの作品の中ではエス以外ではこのお話が一番好きです☆では突然失礼しました♪
Posted by ユキ at 2006年10月03日 22:53
こちらでははじめましてですね、ユキさん♪

私はこのお話読んだ後どうも「刑務所萌え」に目覚めてしまったようで・・・(笑)
どこかいいムショBLはないものかと、探しているところです。

英田さんは、ほんとにいろんなタイプの話を書かれる方だなあと、心底思ってるんですが、私もやっぱりエスが一番好きです。
今月末には最終巻もでますし、楽しみなような、怖いような・・・複雑な気分です。

コメントありがとうございました♪
またいらしてください〜。
Posted by 棗 at 2006年10月04日 18:40
そうですね,ムショBL,あったら読みたいですね〜。
むさくるしい男たちの中に放り込まれた主人公(もちろん受け☆)が出てくるムショBL,いろんな萌え要素がテンコ盛りのおいしいお話がいいなと(笑)。
ではまたお邪魔しますね☆
おやすみなさい♪
Posted by ユキ at 2006年10月06日 00:00
ユキさんこんばんは。

ムショBL、発見に至らないため、ムショ映画さがして観てます(笑)
当然、BLではないんですけど、びっみょ〜に腐のかほりがするものが多いので、あなどれません。
・・・そこまで必死な自分が、なんか情けないですけど(笑)
おすすめ、ムショBL発見の際には、ぜひご一報を♪
Posted by 棗 at 2006年10月06日 22:54
棗さん こんにちは♪
なんか今頃のコメントすいません・・・。
英田さんは肝心の?エスが未読なんですが、最終巻が出てからのイッキ読みにトライしようと思っています。
DEADLOCKはBL的には少々うすい気がしますが、面白かったですね!濃いのは次回に期待ってことで(笑)
あとこんなところですいませんがリンクさせていただきました・・・。いいですか?
TBもいただいて帰りますのでよろしくお願いします〜。
Posted by ゆちゅらぶ♪ at 2006年10月18日 14:19
ゆちゅらぶ♪さん、たくさんコメントありがとうございます。
すいません、リンクはひっそりと、しかも無断で張らせていただきました・・・。よかったでしょうか?(・・・遅)
私は、リンクはもちろん大歓迎ですー。

>英田さんは肝心の?エスが未読
意外と、そんなお話聞きますね。
しかも、みなさん、最終巻が出てからの一気読みされるらしいです。
絶対にその方がいいですよ〜。
三巻の終わり方に、絶叫あげそうになりましたから、私(笑)
そして、「DEADLOCK」とはまた違う濃い雰囲気を堪能されてください♪

「DEADLOCK」きっと次の巻って、肝心のムショでないんですよね〜。
さらば、ムショ・・・(笑)
Posted by 棗 at 2006年10月18日 19:01
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