2011年12月15日

たとえばこんな恋のはじまり:小林典雅



<あらすじ>
恋人には振られ、仕事では顧客にからまれ、何もかもうまくいかず落ち込んでいた汐夜は、柄にもなく夜のバッティングセンターで酔い潰れ、セミナー講師の海藤に介抱される。ものすごく迷惑をかけたはずなのにものすごく優しくしてくれる彼の言葉が奇妙に心地よく、頻繁にプチ癒し会と称して集まる仲になるけれど…。


たとえディアプラス文庫であっても、小林典雅さんは小林典雅さんでした。(←褒め言葉)



あのすみません、あとがき読んで気になったんですけど、不朽の迷作「美男の達人」は講義とラブの比率が8:2ですと?!
え、9割9分講義だと思ってたんだけど…。

この作品、雑誌掲載時にも読んでたんですけど(もしかしたら文庫化されないかもしれないと思って、めずらしく雑誌買った…)やっぱり面白かったです。
セミナー講師の海藤の講義の内容がまた(笑)
「美男の達人」もいちいちごもっともでしたが、今回も実に的を得ていて、ふむふむと読んでしまいました。
…典雅さん、何者だ?
脅威の長台詞に散りばめられた、死語の数々には、かなり吹き出しましたよ。
小島よしおはわかっても、ヒデキ感激も一心同体少女隊も今の子にはきっとわかんないだろう…。私はもちろんわかったけどね。

そしてこの人はラブコメが書きたいんだなというか、楽しくて笑える話が書きたいんだろうなあってやっぱり思いました。
切ないとか痛いとか、読んでいて苦しい気持ちになることはなくて、読み終わると楽しい気分になれますよね。
元気になりたいときにおすすめの1冊です。
しかも、小林典雅作品にしてはエロがなかなか、ですしね(笑)
タイプの違う二人の受けちゃんと、癒し系攻とみせかけた変態紳士のラブが堪能できますよ。
posted by 棗 at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>小林典雅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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