2011年11月07日

全寮制櫻林館学院〜ロマネスク〜:雪代鞠絵



<あらすじ>
慕い続けた兄・羽倉穂高を追って櫻林館学院に入学した桜井千聖。3年ぶりに再会した穂高に無視され、学院にも馴染めずにいたが、大好きな兄の側にいるためさびしさに耐え続けていた。しかし、今年も伝統行事「子羊狩り」が始まってしまった。反対するソルトラムメンバー・春実の呼びかけもむなしく『子羊』に選ばれた千聖はある人物に狩られてしまうが―。


櫻林館学院シリーズもラスト。
ルネサンスの最後にちょこっとでてきた中等部の子たちが、いよいよ生徒会役員になるお話。




とはいえ、『子羊狩り』は(yr

ラストは義兄弟カップル登場です。
たしか私はこの話が気になってたから買ったはずなのに、ずっと積んでたとは何事(笑)
それにしても、穂高はなあ…。
愛情表現が複雑すぎるよ!
好きすぎて遠ざけたいだなんて、純粋培養の千聖には全くわからない。
逃げる穂高、追う千聖。
そんな構図が崩れたのが、いじめがきっかけだったというのが、なんとも…。
弟ラブ過ぎて、イジメっ子こらしめた穂高だけど、それはやりすぎwwwww

それでやっぱり私の気になるトコロは、紺野真琴なわけです。
あの時、新入生だった彼も、もう卒業を間近に控えた高校3年生。
あの頃の蓮や香月と同じ年になったんですね。
すっかり…すさんじゃってます。
来るものは拒まず、去る者は追わず。
すっかり刹那的な関係に身を任せるように。
決して誰にも本気にはならない、割り切った関係…。
そう決めてしまったんですね。
それくらい、彼にとってはあの失恋が大きな事件で、そうやって悪い方にながされていくことが、二人に対する唯一の対抗心だったのかな。
そう思うとすごくかわいそうな生き方選んだんだなって思えます。
ただ、この先はどうなるかわからないよね。
手紙も、彼の気持ちも、うまく真琴の心に届けばいいなあと思わずにいられないです。

しかし、この学校の悪しき風習はなくならないのか…。

posted by 棗 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>雪代鞠絵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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