2006年08月28日

エデン:五條瑛

エデン
エデン
posted with 簡単リンクくん at 2007. 1.28
五条 瑛著
文芸春秋 (2006.8)
ISBN : 4163251707
価格 : \2,200
通常2-3日以内に発送します。



<あらすじ>
近未来の東京・新宿。
スラム街で生きるストリートギャングの亞宮柾人は、警察に捕まり、何故か政治・思想犯専用特別矯正施設”K七号施設”へ収容される。
場違いな場所での生活に嫌気が差しながらも、その異常な状況に気付きはじめる。
そして、そこから彼の戦いが始まる。




ある意味、ネタバレかもしれません・・・。
 
そう言えば、この「萌え」で、五條さんの作品取り上げてなかったなあと(笑)
「スノウ・グッピー」を筆頭に、<鉱物>シリーズ、<革命>シリーズ・・・ということで、五條さんといえば、8割から9割(当社比)の確率で、腐女子のオネエサマがたの心を鷲掴む作品を送り出される方。
これはいかんということで、最新刊「エデン」。
ストリートギャング、矯正施設・・・それだけで、腐女子センサーが、萌えのにほひを捕らえましたから(笑)

なにもわからないまま、”K七号施設”に送られた柾人。
まわりは、みな偏った思想を掲げ、テロをくり返す団体のメンバーばかり。
特別な思想も宗教ももたず、自分だけを信じ生きてきた柾人には、ここは違和感をぬぐえない場所でしかない。
そこで、かつて敵対していたストリートギャングのリーダー蔡に出会う。
お互い、異様にしか思えない状況で過ごすうち、”K七号施設”の秘密に迫っていく。

ただのストリートギャングのリーダーでしかなかった柾人が、次々と謎を暴いていくんですが、この柾人のモテぶりは一体(この辺から、すでに読み方間違っている/笑)
高い身長、洞察力、大胆さ、そして他の何者にも染まらない強い信念。
こんな場所だからこそ、カリスマ性を遺憾なく発揮できる男。
とりあえず、そこら中の男どもの心を、がっちりキャッチ。
弟分のケンジはいうまでもなく、仲間のマリ、外での敵・蔡、施設のカウンセラーの宇津木・・・(はあ?!というツッコミはなしでお願いします/笑)
そんな中、やはり大本命というべきは、過激な自然保護団体にいたという有馬くん。
施設内の行事であったバレーボール大会の同じチームになったことから、会話を交わすようになった彼ら。
花壇の花を見ながら、ご飯を食べるシーンは、どうしようって感じ。
どこで食べようかという話になった時、サルビアがきれいだからと言って、花壇まで行く二人。
少女趣味だと思いつつも、口にしなかった柾人。
理由は、有馬がいい気分になれるならそれでいいと思った・・・って、どうよ!
スポーツを通して、わかりあった二人・・・。
しかし、そう甘くないのが”K七号施設”。
心が通い合ってしまったため、有馬くんに悲劇が訪れるのです・・・(泣)

でも、私が思うに、一番スゴイのは、”K七号施設”所長の北。
宇賀神ラブも程々にね、と・・・。
これこそすべては、愛のために。

posted by 棗 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 萌え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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