2006年08月16日

スイート2・バケーション:うえだ真由


<あらすじ>
都内の一流国立大学を卒業しながらも、定職にもつかずアルバイトとダイバーを行ったり来たりの生活をしていた江坂喬一。
そんな彼を見かねてか、大学時代の友人から紹介されたのは、売れっ子小説家・朱野ひかりこと、藍沢光輝の、世話係。
外面はいいが、生活はめちゃくちゃでどこまでもオレサマでわがままな性格の光輝に、フリ回れっぱなしだった喬一も、同居を続けるうちに、なんとなく光輝の存在が気になりはじめる。
そんな時、光輝の関わったある事件のことが表ざたになってしまう・・・。
ダイバー×小説家モノ。


まだまだ暑いですね・・・。
夏になったら感想を書こうと思ってとっておいた一冊です(笑)
暑い部屋で読むにはぴったりの、涼しげな表紙♪
でも、暑苦しいくらいにラブラブな二人には、暑さ寒さは全く関係のないことかと(笑)





私の中で、うえださんというのは、普通のひとの持つちょっとしたズルさや悪意をきちんと描く方だなあと。
悪人が悪いのは当たり前だけど、普通に生きてるひとだって、いいところもあればその反対もあるのが当然で。
光輝も、やっぱりそうだったわけで。
自分の過去に関する部分で、喬一に意図的に話さなかった部分があって、それは自分にとって都合の悪いこと。
本当だったら、そんなマイナスなことだってすべてを話すのがフェアなんだろうけど、人間ってやっぱり弱い生き物で、自分に都合の悪いことは隠してしまう。
強そうに見せかけてて、実はものすごく弱い光輝。
そんな彼を、まるごと受け入れてしまう喬一。
あの懐の広さ、さすが海の男(笑)
ただわがままきいてあげるだけだったら、誰でもできるかもしれない。
でも、そんな人として当たり前の悪い部分すら、全部をひっくるめて受け止めるって、やっぱり覚悟がいるんじゃないのかなと。
光輝が気が強いし、わりと喬一って言われっぱなしなイメージがあって、立場的には光輝×喬一みたいだなーと思ってたんですが、全然喬一×光輝。
どこか、T大卒で、ダイバーで、料理がうまくて、面倒見のよい、いい男はいないものでしょうか・・・(笑)

いただきます・ごちそうさまのエピソードは、痛すぎました。
基本的に、食べることに意義を見いだしすぎてる私としては、堪え難いものが・・・。
もうそんなことは起こらないはずなんですけどね。
ラブラブですから(笑)




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