2006年08月07日

バカな犬ほど可愛くて:英田サキ



<あらすじ>
小説家の成瀬聡がずっと片思いしているのは、後輩の刈谷志朗。
男との恋愛経験豊富の豊富な成瀬と違い、ノンケの刈谷は恋愛ごとには全く持って疎いという見た目を裏切るダメ男。
ある日、そんな刈谷に好きな男ができる。
刈谷への思いを押さえながらも、その恋愛を応援しようとする成瀬。
だが、刈谷は男同士のえっちがうまくなりたいと、練習台になってくれと頭を下げられてしまい・・・。
後輩×先輩モノ。


最近は「君こそ絶対の法則」「ミステイク」「映画館で逢いましょう2」がめっきりヘビロテ(使い方間違ってる気がする/笑)でしたが、それにもう一冊、増えました。
ということで、待望の英田さんの新刊は、年下攻ヘタレワンコ
しかも、そのヘタレっぷりが、筋金入りというかなんというか、まさにヘタレの中のヘタレ
でも、駄犬とよぶには、可愛過ぎて。
・・・エスの最終巻も、すっごい楽しみなんですけど、こんなかわいいワンコが読めるんだったら、全然OK〜♪





そうなんです、バカな犬だからこそ、ますます愛しさがつのるというもの・・・。
黒縁のメガネに、クセっ毛の黒髪、ひょろりと長い身長、とても着飾ってるとは言えない服、そんな刈谷にうっかり惚れてしまった成瀬。
どうしようもない男との泥沼な恋愛が終わって、たどり着いたのが、どこまでも無邪気に慕ってくれて、当然のように甘えてくる後輩。
刈谷がモテた話をすれば、内心気が気じゃなくて、でもダメだったとしれば、安心して。
相手が、同性に興味がないこと知ってるだけに、どうしても告白なんてする気になれなくて、不毛な関係をずっと続けてしまった、成瀬。
でも、そんな大事な後輩を、知り合いの若造に奪い取られそうになったことから、何かが変わってくる。

年下のヘタレワンコのお相手は、しっかりしてるように見せかけて実はとても繊細な人、と相場が決まってる(と、私は信じてる/笑)んですが、この成瀬がまた、恋愛経験豊富なわりに、わりといい目にあってないというかダメンズウォーカーというか・・・。
しかも、極度の情緒不安定さを見せるし。
・・・危なっかしすぎる。
クールな先輩面してるわりに、突然泣きだしたり、キレたり、本当に恋愛に関しては弱すぎるというか、刈谷のこと駄犬って呼んでる場合じゃないんじゃあと・・・。
そのくせ、刈谷を失いそうになって、元彼に身体だけの関係を求めてみようとしたり。
そんな成瀬だから、刈谷にえっちの練習台になってくれといわれて、つい求めに応じてしまう時はもう、なにやってるんだと。
最中はあんなによかったはずなのに、終わった瞬間に襲われたむなしさが、なんかもう切なくて。
成瀬は自分が思ってるより、ずっとずっと不器用。
いい加減それに気付けばいいのに、ばかなことばっかして、ドツボにハマって。
・・・がんばれ、ワンコ、彼を救えるのはお前だけだ(笑)
でも、最後に、このクソヘタレワンコがっ、と怒りたくなったのは、内緒・・・。(だってーだってー)

あー続きが読みたいー。
ということで、続編期待してます♪(ママ×宇藤はイヤだけど・・・)


posted by 棗 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>英田サキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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