2011年07月28日

ラブストーリーまであとどのくらい?:砂原糖子


<あらすじ>
生真面目な編集者・森尾実を最近悩ませているのは、他部署の軽い女好き編集者・滝村直秋。出会いは最低、その後も良好とは言えない関係だったが、滝村の前でメガネを外したところ付きまとわれるようになった。「メガネを外したら美人」の森尾に滝村は一目惚れしたと言うのだ。そんなある日、酔い潰れた森尾は滝村に抱かれてしまう。怒った森尾は…。


「ラブストーリーで会いましょう」を読んだ時から気になってた二人!!


真面目すぎるけどメガネ外したら美人の森尾と、女好き=博愛主義者な滝村って、どう考えても水と油。
そんなふたりでラブってどうしたらそうなる?と思ってたけどさすが砂原さんだ、馴れ初めが予想外すぎる…。
酔った勢いでなぜか一線超えちゃいました→「責任とってください」。
ラブはないけどお付き合いが始まってしまうという、この一連の流れに、どこのハコイリムスメなおなごのセリフだよ!というツッコミをしたかったのはここだけの話(笑)
たしかにそうでもしないと、この二人、ラブには発展しそうにないし…。
同じ職場に勤めてるから接点はあるだろうけど部署違うし、根本的に人間性が違いすぎて、仲良くなれるきっかけがない。
無理やりにでも向き合わないと、お互いのことよくわからないんだと思う。
それこそ、相手の上っ面しかみえてこない。
森尾は外見なんか気にならないから、服とかメガネとか(それこそ下着とか…)まったくもって無頓着で、母親が買ってきたものそのまま着てます!的な感じ。しかも性格的には生真面目で几帳面で神経質、まあ一見付き合いづらそう…。
一方の滝村なんて、自分の見た目熟知した上で、装いは完璧だから。まあファッション誌の編集者でダサい格好してたら説得力ないし。
しかもそんな外見で、世の女性にはすべからく親切にがモットーだから、大概軽薄にしか見えないと思う。
おかげで初対面から印象最悪、それから一緒に働くこともなく、お互い噂やたまに見かける印象でしか相手を見ないから、第一印象にさらに悪いイメージが上書きされていくだけで、マイナス評価をプラスに逆転させることなんてできなかったはず。
それが、森尾の”メガネ外したら美人”というギャップで、くつがえっちゃう。
「ラブストーリーで会いましょう」読んだ時には。滝村のただのギャップ萌え・メガネ萌えかと思ってたんだけど、ようするにそれってそのメガネ外すって行為で、相手の新たな一面に触れてしまったってことなのかなと。
そんな新たな一面知ってしまったら、もっとなにか隠れてるんじゃないかって暴きたくなるのが滝村なんだと思う。
だからって、酔わせて剥いたらいかんよ。
しかし、剥かれた森尾のアレはごめん、正直笑った。
そういう予想通りもありつつ、初めて見る可愛い面もあったりで、滝村はものすごく森尾が気になる。
しかもとどめの「責任とってください」だし。
森尾にしてみれば、その責任とってくださいは、女たらしの滝村に対する嫌がらせみたいなもの。生真面目な森尾にしてみれば、納得いかない態度だろうし。
だからといって、滝村がいきなりかわるわけでもない所が、この人元来の性分なんだろうなと心底思えた。

それにしても、久保さん。
オソロシイほどのシンクロ率(笑)
自分がヲタトークしてる姿が浮かんできたよ…。
BLに出てくる女子でここまでリアルな子は久々だったな。
posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>砂原糖子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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