2011年05月16日

百年の恋:高尾理一



<あらすじ>
百年前の先祖と英国貴族の悲恋に憧れてウィンベリー伯爵家を訪れた高木戸凛は、当主のヒュー・マーカスにいきなり財産目当ての詐欺師呼ばわりされる。実は伯爵家には、高木戸家の子孫が訪ねてきたら財産と屋敷を譲るべしという遺言が残されていた。凛が否定しても、彫刻のように端整で冷たく頑固なヒューは聞く耳持たず、凛は館に囚われる。しかもヒューの弟の企みで媚薬を盛られた凛は、色仕掛けで伯爵家を篭絡するつもりなのだと誤解され、激怒したヒューに抱かれてしまい―。時代を越え惹かれ合う運命のロマンス。


セレブな外国人攻め様好きな友人に借りた1冊。
そんな友人とは、まったくもって萌えツボがズレまくってますが、これはすごく面白かった(≧∀≦)
読んだことない作家さんを手に取るのもいいですね♪




BLでは激怒した(しかも勘違い)攻め様から、受けちゃんが無体なことされてるのがあるんですが、個人的にはソレはあまり好きではない…。
あらすじにそのようなことが書いてあって、この本も読み出すまでに結構時間がかかってます。
確かにそういうシーンもありましたが、基本は貴族と庶民のラブロマンスですよねwww
ロマン派腐女子の心鷲掴み(`・ω・´)キリッ

なんというか、庶民の凛と貴族のヒューの温度差がすごくいいんですよ。
凛にしてみれば、ただただ御先祖様のロマンスを伝えたい一心で遠くイギリスまでやって来ただけなのに、相手からはひどいことを言われ放題。
言葉を尽くしても誤解は解けない、言動のすべてを否定される、それでもへこたれないで自分がなんのためにやってきたのかを忘れずに、当時御先祖が何を思い何を考えたか、そんなことに思いを馳せ、自分なりに一生懸命伝える。
それが目的なのだから、それ以上は望まない。
一方のヒューは、最初から凛を詐欺師扱い。
…これは仕方ないと思う部分もあるんですよ。
偽者が現れたり、盗難があったり、そうでなくても当主としての義務と責任のある人だから、簡単に相手を信用したりすることもできないんでしょう。
そんな風に最初からまるで合わない二人だけど、ヒューも貴族とはいえ人間ですから、凛の一生懸命さに陥落するのも時間の問題。
でも、彼はやっぱりお貴族様、そう簡単に甘い顔は見せてはくれません。
中身は完全にデレてるのに、外見は100%ツンモード(笑)
凛が色々伝わってないんじゃないかと必死になるのもうなずける…。
うまくいってからもいってからで、お貴族様と庶民との温度差に悩まされたり。
国民性の違いとか、立場の違いとか、いろいろあるけど、そこは愛で乗り越えるしかないよね(笑)

ところで凛がヒューの家の庭で迷子になってそこへお馬に乗った王子さまならぬ、お貴族様・ヒュー登場のシーンにはやられました。
萌えた(*´д`*)






posted by 棗 at 07:59| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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