2011年03月07日

ひとでなし:椎崎夕


<あらすじ>
忘れるな。おまえの身体は
 おまえのものじゃない。私のものだ。

三日に一度、鳴り響く携帯電話の呼び出し音は、拷問が始まる合図だ――システムエンジニアの長峰克史は、三年ぶりに本社に戻ったが、ろくな仕事が回ってこず不満の毎日だった。
さらに、ある男との出会いが長峰をより過酷で屈辱的な状況へと追いやる。
新たな出向先の上司、里見京一郎。
長峰は半ば脅されるように里見と関係を持つことになったのだ。
恐ろしいほどの執着を見せる里見に、何とか抗おうとする長峰だが、抵抗はすべて退けられる。
そのうえ、里見との情交はいつしか悦楽が苦痛を凌駕するように…。
そんなはずはない、そんなことは許せない。
奈落の底に引きずり込まれていく自分を感じる長峰だが!?



gkbrしながら読み始めたんですが、意外と…。




思ったより痛くないし、怖くないし、案外ラブだった…。
そんな読み方した私はおかしいのかなあ。
うん、椎崎さんはやっぱり椎崎さん、ブレないよと思ったり。
あらすじ読むと、椎崎さんがこんな話を!!!と最初怯えて、買うのためらってたんですけど、全サがあったので(笑)
ツイッターでも、読んだ方に「そうでもないですよ」と伺ってたので、ようやく手にとったわけですが、最初抱いてたイメージとは大分違う…。
たしかに、長峰は半ば強制されて里見と関係を続けるわけですけど、最初だって別に無理やりではなかったし…。
むしろよくある、酔った勢い的なものだったし。
まあその後の、里見の粘着質がすごいんですけど(笑)
多分、ストレートに口説いて素直に頷くタイプではなさそうな長峰には、コレくらいのむちゃぶりでなきゃここまでの関係にはなれなかったんではないかと思ってみたり。
だからと言って、行為を録画してDVD作成は…いかがなものかと。
そういう意味では、里見の長峰へのらぶっぷりは、凄まじいものがありますよね。
長峰視点でストーリーが進むので、長峰が嫌がってるところにどうしても目がいってしまうんですけど、里見の溺愛はそこかしこに見て取れるんですよ。
ほんとに何人の関係ない女子に嫉妬したんだろう、この男(笑)
ちっせぇ男だな、里見www
あらぬ疑いをかけられるたびに、むちゃぶりされる長峰、気の毒すぎる…。

タイトルの人でなしは、里見ではないよね。
高田だよ、絶対…。
posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>椎崎夕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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