2006年05月06日

スウィート・リベンジ 1〜3:真瀬もと

スウィート・リベンジ 1
真瀬 もと著
新書館 (2000.6)
ISBN : 440352026X
価格 : \588
通常1-3週間以内に発送します。

スウィート・リベンジ 2
真瀬 もと著
新書館 (2000.12)
ISBN : 4403520367
価格 : \588
通常2-3日以内に発送します。

スウィート・リベンジ 3
真瀬 もと著
新書館 (2001.6)
ISBN : 4403520456
価格 : \588
通常2-3日以内に発送します。



<あらすじ>
1800年代のロンドン。
探偵業を営むバートと、美貌の貴族・アルジー。
身体だけの関係を続けるふたりの心は、全く別のところにあるはずだった。
ある時、事務所に仕事の依頼が舞い込んでくる。
それは、幽霊を退治してほしいという、奇妙なものだった。
貴族×探偵モノ。


大概、他所のBLサイトさんのレビューを参考に新規開拓を行なっているんですが、この作品は、ある一般のミステリー作品の書評サイトさんを覗いていて、気になって購入に至るという、自分の中では結構珍しいケース。
それもあって、BL風味のミステリーだと思って、軽い気持ちで読みはじめて、痛い目にあいました・・・。








失踪中のアルジーを家族の元に返す役目を請け負ったバートが、イギリスからアメリカまで彼を迎えに行ったことが、最初の出会い。
同性愛が罪であったこの時代、アルジーとバートが関係を持つようになった理由はただひとつ。
バートが、アルジーの最愛の人に似ていた、それだけ。
その人は、アルジーとの関係で心を病んでしまい、病院での日々を送っている。
そんな彼女と違い、「壊れにくそう」だからと、選ばれたバート。
バートもまた、伝えることのできない恋心に悩んでいた。
その気持ちを見破られ、脅すようにバートを抱くアルジー。
はじめは嫌で嫌で仕方なかったその関係。
しかし、どこまでも不安定なアルジーの心を知ってしまい、突き放せなくなってしまう。
アルジーの精神安定剤がわりに抱かれるうちに、バートは自分の気持ちに気付いてしまう、本当に好きなのはアルジーだと。

この「壊れにくそう」という言葉が、本当に罠で。
きっと誰よりも、繊細で純粋なバートが、一生懸命自分の心を守ろうと、これくらいのことで壊れない、壊れにくそうだとアルジーが言ったから、と自分に言い聞かせるシーンがあって、ここがもう、苦しくて。
でも結局、彼は壊れてしまうのだけど。
どうして、アルジーはわからなかったのかなと。
自分だって、あれほど自分自身を責めて責めて、ボロボロになってしまうほどの恋をしていたのに。
バートを自分のと同じ場所まで連れてくるだけ連れてきといて、手を放す。
人なんて、本当に自分勝手な生き物だから、仕方がないのかも知れないけれど、でも、さすがにバートが病んでしまった時、シリルにしとけと、心底思ってしまった・・・。
だからこそ、ハッピーエンドを迎えた時、奇跡かと(笑)

ちなみに、一巻はミステリー色強めのラブ。
二巻辺りから雲行きが怪しくなって(笑)ふたりの愛が大事件。
だからやっぱり、この物語はBL風味のミステリーってことなさそうです。
でも、エロ度は低め・・・。



posted by 棗 at 14:07| Comment(0) | TrackBack(1) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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