2010年04月09日

恋愛証明書:崎谷はるひ


恋愛証明書 (幻冬舎ルチル文庫)

恋愛証明書 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2006/03/15
  • メディア: 文庫



<あらすじ>
はじまりは3年前。カフェレストランで働く安芸遼一は、美しい妻と愛くるしい男の子・准と訪れる常連の客・皆川春海に一目惚れした。しばらくして、離婚し落ち込んだ春海に夜の歓楽街で会った遼一は、身体だけの関係を持ちかける。それから1年。月に二度だけの逢瀬のたび、春海に惹かれていく遼一だったが、想いは告白できない。やがて別れを決意した遼一に春海は…。


さすが元・黒ラキ、お布団シーンが多い(笑)
でもエロばっかじゃないところが、やっぱり崎谷さん!



昔は年とれば大人になるって闇雲に思ってたけど、そうじゃないんですよね。
大人と呼ばれる年齢の人でも子供みたいなところがあったり、若くてもものすごくしっかりした人っていますから。
経験値が高ければいいってモンじゃないんですよね、そこからなにかを得てこそですから。
春海はきちんと仕事ができて、家族も持ってて、はたからみれば順調に人生歩んでるように思えるけど、人とのかかわり合いはちょっと下手ですよね。
息子の准との関係はいいな〜って思えるけど、奥さんとの関係、遼一との関係は、いい加減できないくせに融通が効かなすぎると言うか。
こうすれば丸く収まる、って方法とらないですよね。
まじめすぎて、ダメって言うか。
「愛してる」の一言も、簡単に言えるコトバではないし、ホイホイ言っていいものじゃないけど、そこで言いよどむ?って場面で言えないんですよ。
コトバに対してもだけど、相手に対しても誠実ではあるけど、ちょっとデリカシーが足りない…。
そこら辺は、直球勝負な准といい勝負(笑)
無意識に相手傷つけちゃうんだよ、そういう人は。
一方の遼一は、ダメな恋愛経験は多いのに、同じことを繰り返しちゃう。
同じ轍は踏まないっていうのができないんですよね。
そういう恋愛体質っていわれればそうなんだろうけど、なんか健気すぎて自分で自分を追い込みすぎ。
しかも、完全に自己完結しちゃいますから。
そこら辺は妙に過去の恋愛が生きてると言うか、引き際がわかっちゃうんですよね自分で。
それが正しいか正しくないかは相手に何も言わないところが、彼の不幸なんだけど。
今までも、こうやって自分で見切りつけて、不毛な恋愛してたのかなあと思うと切なかったよ…。
そういう意味では、見た目と中身にギャップのある二人かなあと。
だからこそ、あんなお試し、みたいな体の関係からスタートさせた二人だから、やっぱり遼一は思い悩むし、春海はにぶいし(笑)
でも、今までの繰り返しにならなかったのは、ひとえに今までの失敗をプラスに変えることができたからで、いい年した二人だけど成長したよね、きっと。

しかし、春海の元嫁はきょーれつだっちゅーの(>_<)
比較したらいかんのだけど、遼一と元嫁、全然タイプがちがうんですけど〜。
そりゃあ、遼一選んだ春海もわからんでもないと思いたくなる…。
いえ、教育方針も生き方も人それぞれなんですけどね。
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