2010年03月18日

レジーデージー:月村奎


レジーデージー (新書館ディアプラス文庫 233)

レジーデージー (新書館ディアプラス文庫 233)

  • 作者: 月村 奎
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2010/01/09
  • メディア: 文庫




<あらすじ>
ミステリ作家ユニットの片割れ・大須賀一夜は、仕事相手と彼女に裏切られ、ヤケを起こして田舎町に越してきた。その町で出会ったのは、イケメン俳優・川嶋大志。一夜はなぜかその人気者に懐かれ、いろいろと構われるようになる。そんなある朝、大志は一夜の目の前で、彼のアイドル時代の相棒にキスをした。そして数日後の夜、大志は一夜にもキスしてきて……? 人気作、オリジナルコンビで復活!! 書き下ろしアリ


月村さんの名作がまた復活!
久々に読んで思ったことはただ一つ。
こんなにエロかったっけ?!( ̄□ ̄;)
伝説のしりとりラブ(笑)

※微妙にネタバレです。




実は花丸版を読んだ時にも感想書こうと思ってたんですが、挫折…。
こんどこそ書けるかな、頑張れ私(笑)

あれからずいぶんたってるんですが、やっぱり月村さんの書かれるお話は好きだな〜っ改めて思いました。
なんていうか優しいお話ですよね。
私自身がすごく弱い人間なので、いつもいつも前ばっかり進んでいられない人で、割と簡単に心が折れます。
それを、駄目だって叱られるのも当然だとは思ってますが、いつだってそれだけだと辛いんですよ…。
そういう弱さだったり甘えだったりを、いいよって許してくれるそんなところがあるんですよね、月村さんのお話。
そういう心地よさを感じちゃってるんじゃないかな、私は。

一夜と大志のしりとりラブは、読んでください(笑)
そんなかわいいことになっちゃってるふたりはおいといて、実はこの物語のキーパーソンって、女子ですよね…。
二人の間にながれる空気を即座に読み取って、それを妨害しようとするその心理。
表には見えてこないのに、内側にはそんなどろっとした感情がくすぶってるのかと思うといすごく怖い…。
しかも、やり方がすごく…陰湿じゃない?
ウソ吹き込んだり、出て行けって手紙出したり。
でも、月村さんの書く女子キャラ、嫌だなって思うけど、でも否定し切れない部分あります。
BLに出てくる女子キャラって、すごく振り幅大きくて、某さんの作品に出てくるようなイライラMAXになるような性格の子から、宇宙よりも広い心で二人を祝福してくれるような猛者まで、さまざま。
それに当てはまらないどこかいそうな等身大に近いもの感じます。
行動するしないは別として、そういう考えを持つことは、否定できないですもん。
恋のライバルを陥れたいとは、絶対に考えないとは言えませんから…。
そして、そんな彼女の趣味が刺繍っていうのが、またなんていうか…。
一針一針にいろんな感情込められてるんじゃないかと、深よみしすぎて怖くなる。
美しい作品をつくるその人が、実は裏ではそんな当たり前だけど黒い部分持ってることがなんかね…。

posted by 棗 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>月村奎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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