2009年10月19日

はじまりは窓でした。:名倉和希



<あらすじ>
自分にも他人にも厳しく、部下から煙たがられている吉国(よしくに)。ある日、ワケあって自分の股間をチェックしていると、高層ビルなのに窓の外から視線を感じる。顔を上げたら、そこには窓拭きの清掃員・白柳(しろやなぎ)がぶら下がっていた――!! 口止めをするべく会社を調べて会いに行くが、彼は気持ちのいい青年で、一緒に食事をすることになり……? 窓拭き職人×エリートリーマン、働く男たちの年下攻ラブ!


35歳は、オッサンなのか。

吉国は、オッサンというよりは、オジサンだなあ(笑)
私の中では、オッサン、オヤジ、オジサン、同じようでちょっと違う…。
何となく…。
ということで、初めて読む名倉和希さんです〜。
ついったーで、秋月さんに教えていただきました、年下ワンコだよーと。
ふふふ、こういう直球な年下ワンコ好きだ…。
久々に大型忠犬攻め読みました、大満足♪

はじまりは、窓です(笑)
ということで、あらすじにあるように、ありえない出会いをしたふたりが、徐々に…というお話なんですが、なんつーか35歳課長は、カワイイ人だった。
仕事では厳しくって、部下からは恐れられてる人。
そんな吉国だけど、白柳との出会いは、自らの股間チェックの真っ最中(…これがまた、イラスト笑えるんですよ)
くそ真面目吉国だけど、そんなとんでもない出会いをしてしまえば、もう隠すものなんてなにもないですよね。
取り繕うこともなければ、かっこよくみせることもない。
ありのままでいい。
しかも白柳は、年下ワンコの名に恥じないほどの人懐っこさ。
口止めのつもりで誘った食事で、すっかり吉国は心を開いちゃうし、そんな吉国に完全にメロメロになっちゃう白柳。
そして、吉国は、飲んだらあの厳格な仮面が外れて、とてつもなくかわいらしく甘えちゃう人…。
こんな罪なオッサンがいていいのか!
白柳はそもそもゲイなわけで、ドストライクな吉国が酔っぱらって自分に無防備な姿晒しちゃったりなんかしたら…喰うよね?(笑)
でも、さすが忠犬…一応、何度となくお伺いを立てる様がほほ笑ましい。
しかも、そのあとの必死のアタックがね。
吉国的には酔った上で過ちなんだけど、白柳にしてみれば忘れられない出来事になっちゃうんですよね。
でもそこはゲイとノンケ…大きな壁が立ちはだかるわけです。
同性相手に恋愛できるか、出来ないか。
吉国にしてみれば、同じ男と寝たうえに告白までうけるわけで、でも今まで生きてきた中で、そういうことは全くもって想定外。
だけど、白柳という人間は好き。
友達として、だなんて言うんですよね。
そんな吉国に対して、ワンコはへこたれない…。
好きだと告白した人に、「友達でなら」って答えるのは確かにズルイ。
でも、それでもへこたれないワンコがいじらしいよ。

そして書き下ろしの「愛はここから」。
…どうしようもない、ラブラブバカップルのお話(笑)
こういうの、大好きです。
厳格でくそまじめな吉国課長も、はじまったばかりの恋の前では、自分が自分でなくなっちゃう瞬間もあるんだよね…。
オジサンもカワイイ。
でも、窓の外から、涙ぐみながら激しい愛の告白しちゃうワンコがっ。
私の心に突き刺さりました。
ワンコ、ばんざい。

阿部あかねさんはイラストは初…かな?
表紙のイメージから、シリアスな感じのイラストがお得意かと思えば、中のイラストがコメディタッチですごく好き〜。
泣いてるワンコがかなりツボった。
posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>名倉和希 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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