2009年10月02日

First Love:神江真凪


神江 真凪
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<あらすじ>
初めて好きになった相手・瀬良に求められるまますべてを捧げた満ち足りた日々。それは聡史の心に消えぬ傷を残し突然幕を閉じた。六年後―高校で教師を務める聡史はモデルとなった瀬良と再会する。過去のことなどなかったかのように、もう一度つき合おうと告白してくる瀬良に怒りを覚えながらも、会えば封じ込めていた想いが疼きだす…。同じ過ちを犯すわけにはいかない。そう心に刻んで聡史は瀬良を遠ざけることを決めるのだが…。
モデル×高校教師モノ。

神江さんははじめてなんですが、tatsukiさんに、「きっと好きだと思う」とオススメされてよんでみました。
・・・うん、私好みだったよ。そんなに私の好きな系統ってわかりやすいのかな(笑)


私のツボネタ”同級生の再会モノ”でした。
高校時代、恋人としてすごした3ヶ月。
瀬良の裏切りに深く傷ついて別れの道を選んだはずが、6年後偶然の再会することに。
そこから、同じ過ちをくり返したくない聡史と、今度こそ失いたくない瀬良、そんな二人が次は大人の恋愛するんだよね。
高校三年の間、二人が自分たちの関係をどういう風にとらえてたんだろうかと。
恋人同士のまね事はしてたけど、ひょっとしてたら、恋人ではなかったのかなあ。
聡史は瀬良が好きで、瀬良は聡史のことを好きだったけど、でもその思いはきちんと相手に届いてたんだろうかと。
だからあんなにも簡単に壊れちゃったのではないかなと。
当然瀬良のしたことが許されるとは思ってないけど、でもそれを瀬良に問い詰めるわけでもなじるわけでもなかった聡史は自分たちの関係に自信がなさすぎだし、瀬良は自分たちの関係に、そして聡史の思いを軽く見過ぎてたんだと思う。
それがなかったとしても、この人たち、そのままだとうまくいかなくて、再生不可能な別れかたしたとしか思えない。
それくらい、不安定な関係続けてたと思う。
そして、6年たった今、聡史は高校教師としてやっていってるわけですが、彼は元々人とかかわることを好まなかったわけで、でも瀬良と過ごした特別な三ヶ月があって、ちょっと人とかかわることの楽しさと辛さ、一気に味わったんですよね。
だからこそ、いい先生やってるんでしょうけど。
ベースがしっかりしたところでの再会だったはずなのに、気持ちはがたがたに揺れてる。
でも、あんなに悩んだりしながらも、あの時のことを聡史は聞くことができるんですよね。
別れの原因となった出来事について。
聞くのは怖いだろうと思うのに、それに向き合えますよね、きちんと。
そして、二人の力関係がはっきりするというか(笑)
瀬良は、この瞬間、尻に敷かれること決定だよね・・・。
確かに今の二人の恋愛だってじゅうぶんカワイイんだけど、高校生のころみたいな自分本位な恋愛ではなくなってるよね。
再会モノを読むと必ず思うのが、離れてた時間は無駄じゃないんだなってことと、よくそんなに相手のこと思っていられたねってとこ・・・。

しかし、あまりに実体験とダブる部分があって、読んでてなんともいえない気分に・・・(笑)
posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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