2009年09月08日

老舗旅館に嫁に来い!:小林典雅



<あらすじ>
日本に留学中のアメリカ人のジューナは、旅行代理店に勤める柊一郎と将来を誓い合った恋人同士。しかし、突如柊一郎が実家の老舗旅館を継ぐことになり、さらには親同士が決めた許婚まで登場する始末。突然の事態に困惑するジューナだったが、愛する柊一郎のため妻の座をかけ女将修行をすることに。日本の伝統としきたりに悪戦苦闘しながらも、板長や柊一郎らの支えにより奮闘するジューナ。だが頭の固い柊一郎の父から恋人同士の営みを禁止されたことにより、ささいな誤解が二人に破局の危機をもたらして...!? 若旦那と金髪の美青年の国境を越えた愛に老舗旅館の未来が託される!!
若旦那×留学生モノ。


(今は無き…)シャレードパール文庫でも、小林典雅節は冴えていた。
やっぱこの人、スゴイです・・・。


シャレードパールといえば、ワンコイン文庫。
というわけで、とにかく薄い・・・。
前にも何作か読んだことあるんですが、すっごいイキオイで読めてしまって、ヘタすると30分かからない?
でも、さすがは典雅さん・・・BL界屈指の長ゼリフ(笑)
普通の文庫本読むくらいのボリュームだった気がしますよ。
とはいえ、頁数少ないですから二人のなれ初めとか、あっというまです。
でも、そんなこといいんです!(…いや、よくないだろう)
この作品、受けと攻めのいちゃいちゃを楽しむより、寧ろ、男嫁 VS 舅の舌戦を堪能すべし!
典雅さんだもん(笑)
ようは、老舗旅館のボンボンのところに、嫁じゃなくて金髪碧眼の男嫁が来てしまったことからはじまる、”女将修行”どたばたラブコメですね。
がっちがちの昔かたぎの旅館の旦那である柊一郎の父親と、日本大好きだけど根っからのアメリカンなジューナの、あのありえないバトルがなんかもう・・・。
どこの橋○壽賀子ドラマだよ(笑)
そこへ、ジューナを応援してくれる、板長(京都弁の素敵なオジサマ♪)や柊一郎の弟の存在があったり、かと思えばライバルには、パーフェクトな代理女将の存在があったりと、とてもシャレードパールとは思えない充実度。
その一方で、存在の薄い、攻・柊一郎(笑)
彼が輝いていたのは、エロシーンだけだったね。
・・・私、エロ全く期待してなかったのに、きちんとあったからびっくりしたじゃん!!!(←何か間違ったことを…)
いや、シャレードパールのこの薄さで、このクオリティは、さすが典雅さん・・・。

posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>小林典雅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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