2009年08月24日

純愛ポートレイト:崎谷はるひ


崎谷 はるひ
Amazonランキング:292位
Amazonおすすめ度:



※ネタバレがありますので、未読の方お気をつけください。


<あらすじ>
写真学科に通う美大生・篠原亮祐は、バイト先のコンビニに毎晩訪れる真面目そうな隠れ美形会社員を気に入り、毎日見るのを楽しみにしていた。そんなある日、ひょんなことから彼・小井博巳に貸しが出来た亮祐は、彼をモデルに写真を撮らせてと頼む。レンズ越しに素の博巳と向き合うにつれ、外面とその素直さとのギャップに新鮮さを覚え、彼自身に惹かれる心を止められず―。
美大生×会社員モノ。


先日のオフ会で、「好みの年下攻めじゃない〜」と不満漏らしてましたが、速攻取り消します。
「熱愛モーションブラー」読んだら、もうどうだ!
年下ワンコ攻め、バンザイ(≧∀≦)



価値観の違いっていうのが、今回すごく印象的でした。
社会人と学生っていう立場の違いもありますけど、やっぱり二人の持ってる人間性みたいなところが全然違いますよね。
真面目で慎重な博巳に対して、亮祐って大胆でオープンで、良く言えば素直。
そんな二人がある事件をきっかけにつき合い始めることになりますけど、そこに亮祐の趣味である写真が入り込んでくるんですが、そのファインダーを通して目に見えるもの以外の相手の本質みたいに触れるきっかけを掴むんですよね。
しかも亮祐が一方的に博巳を知るわけでなく、博巳も亮祐が写真に傾ける情熱だとかに触れるわけで、写真というものを通して相互理解の第一歩を掴むような感じでしょうか。
でも、その写真が原因で、決定的な価値観の違いを見せつけられることにもなるんですよね。
最初の「純愛ポートレイト」の部分だけ読んで、年下攻めだけど何か違う〜と思ったのは、なんだろう亮祐の奔放ぶりがなんかわたしのなかで違う・・・って感じだったのかなあ。
下半身に節操がなくて、わりと楽しく遊んでますよね。
痛い目にもあってるし、問題にもなりかけてるけど、でもあんまり本人は自覚してない気がする。
その器用さが、ちょっとひっかかったのかな?多分。
でも、「熱愛モーションブラー」で私が持ってたもやもやを一掃してくれたのは、博巳でした。
年上受けはかくあるべき、というくらい、そのことに関してきっちり亮祐を諭してましたよね。
そこで、多分上手いこと亮祐は理解できてなかっただろうな〜というのはわかるんですよ。
それが価値観の違いですから。
でも、そういう状況で、言っても相手に伝わらないかもしれないと思いつつも、きちんと自分の言葉で自分が思ってること告げますよね。
しかも別れの言葉つきで。
あの潔さって、ちょっとかっこよすぎ(笑)
年上受けって、わりと相手のこと考えて自分から身を引くタイプのキャラ多いですけど、博巳の身のひき方は、相手のこと思ってっていうのもあるだろうけど自分がここがいやっていうのもあってだからこそ、ちょっと説得力ありすぎて、ちょっとBL的には慌てましたよ・・・。
だって、そこにはホントに別れる理由がありますもん。
でも、この二人、その年齢差が問題じゃないですよね。
価値観の違いはでかいな・・・ってホントに思います。
それと、私もどちらかと言えば博巳のほうに考え方は近いので、亮祐をダメだと思うのわかるんですよね。
あの亮祐の素直さっていうのがクセモノというか。
あの隠すことがありません、というオープンさは、私みたいに日陰に隠れたいタイプにはホントに辛いんですよ・・・。
ああいう太陽みたいなタイプはあこがれますが、一緒にいることは難しい。
あの手のタイプって、ホントに自分にいい意味で自信があるんだと思います。
でも、そんな自信をいっきに打ち砕いたのって博巳なんですよね。
私はあ年下の子とか(まあ後輩とか)うまく叱れないタイプなので、ほんといけないなあと思ってるんですよ、ついほだされるというか、甘やかしてしまいがちで・・・。
最初に博巳が亮祐をしかたないってなんやかんやで許してしまってたのも、なんかわかる・・・。
でも、そこでやみくもに許すばかりじゃなくて、叱れるって相手に愛があるよね。
だって、叱るほうも責任おわなくちゃいけないですからね。
だからこそ、あんなにすっぱりお別れされたのに亮祐は博巳のことずっと好きだったしね。
しかし、今回何が良かったって、その博巳に叱られてるときの亮祐♪
でかいのがうなだれてしょぼーんとしてる様は、なんとも可愛すぎる(≧∀≦)

・・・何か、感想としてズレてる気がする。
まあいつものことだけどさ(笑)


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