2009年08月03日

是-ZE-8:志水ゆき



※ネタバレしてますので、未読の方はご注意下さい!

<あらすじ>
琴葉の想いに気づかないふりをする近衛。琴葉は近衛に褒められたくて初めて言霊を使うが――…。近衛×琴葉篇クライマックスと、赤い糸で絆を繋いできた彰伊×阿沙利篇収録。衝撃の最新巻!
紙様×言霊サマモノ。


前作「是-ZE-7」の感想はコチラ


2010年春まで待てないって・・・。





近衛×琴葉篇
やっぱり私は近衛が好きだな〜とあらためて思ったお話でした。
この二人は、おそらくお互いがお互いを思うあまりに自分が傷つくことになんのためらいもないですよね。
琴葉は、自分が言霊を使うことで、その災厄すべてが近衛にふりかかることが怖いんですよ。
近衛が紙様だとわかっていて、再生も可能だとわかっていても、自分の力で近衛がぼろぼろになる姿は絶対に見たくない。
でも、近衛は琴葉には、言霊を使って欲しい。
そうすることで、琴葉が三刀家当主となり自由を得ることができればいいのだから。
この二人は、お互い相手が大事すぎて自分はどうだっていいという部分は持ち合わせてると思うんですけど、その根本は、少し違う気がする。
琴葉はただ、近衛がいればどこでどう暮らそうといいんですよ。
閉じこめられていようと、外の世界を知ることがなくても。
琴葉に取っては、世界は近衛だけで十分。
でも、近衛は、琴葉が大事だから、世界のすべてを知って欲しいと思ってますよね。
自分以外の世界を。
近衛は、おそらくこの上なく琴葉を愛しい存在として思ってる、だからこそ逆に、琴葉の望むままにこのままそこへ閉じこめて、二人で過ごすことを選べば、すごくラクかもしれない。
でも、それを選択することなく、日の光のある場所へと琴葉を連れ出す道を選びだすんですよね。
そのために、琴葉はこの上なく難しい試練を受けるわけだけど、あの琴葉が近衛のことを思い一生懸命考えたあの姿に、ちょっと泣けてきた・・・。
近衛に好きになって欲しいという感情ばかりが大きかった琴葉だけど、あの時は完全に近衛を守りたいのと、自由を得たいって気持ちがありましたよね、きっと。
近衛が琴葉にずっと伝えてた思いは、きちんと伝わってて、安心しました。
うん、この人たち大丈夫だね。

ところで、この二人のえっちは琴葉が奔放すぎて、エロ過ぎです・・・。
でも、近衛って自分の激情だけで琴葉に手は出してませんよね。
そこら辺が、やっぱり恋愛感情ばかりの二人じゃないなあって、近衛はどうしたってお父さんスピリットがぬけないね。
そこが、近衛の魅力なんですけど♪

雷蔵×紺篇
インターミッションというべき、楽しいお話。
この二人は、もーラブラブバカップルぶり丸出しでいいです。
雷蔵も、最初のヘタレ具合が嘘のようだ。
ところで、氷見がリフォーム内容説明してましたが、防音って(笑)
・・・まあ、この館には必需品ですしね。
そんな氷見と阿沙利のいちゃいちゃ百合カップルが、ものすご〜くいい!

彰伊×阿沙利篇
彰伊も、ましてや阿沙利さえも覚悟ができてなかったのに、私にできてたはずもなく、その終わりにマジ泣きしました・・・。
もう、何度となく言われてきてたけど、まだだろうと思ってた。
氷見の時だけでもう十分だと思ったけど、まさかまたこんな風にあのシーンを見ることになろうかと。
美しいだけに、切ないです。
言霊を使うわけでもなく、彰伊の心からの告白だけもって阿沙利はいってしまったけれど、どうなるんでしょうか・・・。


ところで、志水ゆきさんのデビュー15周年企画は楽しみです〜。
まさかラブモが出るとは!



「是-ZE-1.2」雷蔵×紺編の感想はコチラ
「是-ZE-3.4」玄間×氷見編の感想はコチラ
「是-ZE-5」守夜×隆成編の感想はコチラ
「是-ZE-6」守夜×隆成編の感想はコチラ
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