2009年05月24日

うちの巫女が言うことには:神奈木智



<あらすじ>
麻績冬真は警視庁捜査一課の刑事。連続殺人事件の被害者全員が同じおみくじを持っていたことから捜査のため、ある神社を訪れた麻績は、参道で煙草を吸おうとして禰宜・咲坂葵に注意される。その最悪な出会いから二週間後、再び事件が起こり麻績は葵のもとへ。麻績は、なぜか自分には厳しい葵に次第に惹かれていき…。
刑事×禰宜モノ。

以前から、神主さんの袴姿に胸をときめかせてた棗です。
この表紙に心掴まれないわけないじゃないですか〜。
袴姿で眼鏡!しかもまじめっこ眼鏡!
テンションあがったよ。




年下攻めなんだよね、一応・・・。
多分、麻績って、評価が分かれそうなキャラなんですよね。
私はこういうエラそげな年下の子はかわいくてしょうがないタイプなので、すごく好きなんですが、葵のことを呼び捨てにしてるのはきっと反感買いそうだ(笑)
私は気にならないのでいんだけど。
そういう無理してるのをみてるのも微笑ましてくて好きなんですよ♪
でも基本的に麻績はヘタレだよね?
しかも超がつくほどの・・・。
そのギャップがいい(≧∀≦)
警視庁捜査一課の刑事で、基本的にエリートだよね、しかもルックスがイイから女に不自由しないタイプで、だから葵が最初に感じ悪っと思っちゃうのも無理ないほどエラそげで自信満々な男ですよね。
でも、葵に対してだけは、アプローチはしてるけど、肝心なことが全然言えないし、出来ない(笑)
そのへたれてるところが、カワイイのだ・・・。
そんな麻績の「俺と寝てくれ」の直球なセリフは心に響いたわ・・・。
だって、この人たち、一生清い交際するのかと思うほどに、関係に進展がないんですよ!
殺人事件ばかりが進行していって。
・・・基本的に、二人っきりでいるシーンは少ないよね。
っていうか、顔合わせてるところも少ないよね。
だからこそ、麻績と葵って、顔を合わせるたびに新鮮な二人(笑)
会うたびに違う顔見ることになりますよね、お互いに。
エラそげだったりヘタレだったりどこか諦めにも似た感情抱えてたり、一度では知ることができないものを、時間をかけて知っていきますからね。
麻績も、ただ生真面目に怒りっぽいだけだと思ってた葵の狩衣姿に意表をつかれたり、消せない過去を知ることになったり、そうやって自分の抱える感情が恋だと段々自覚していって。
身体先行のBL読み続けてると、こういうのもすごくいい・・・。

全体的に楽しい感じなんですよ。
連続殺人事件が起こってるので、そんな風に言ってはいけないんでしょうが・・・。
出てくるキャラの個性がすごくて、葵の双子の弟たちののりのりの巫女さん姿(女装w)だったり、上司の矢吹と`島の二人がどこまでもアヤシイ(笑)とか。(←個人的には矢吹×`島かと。ノンキャリとエリートなら、エリートが食われないとね♪)
そういう愉快な仲間たちに誤魔化されてしまいそうなんだけど、実は麻績も葵も、大きな傷を持ってるんですよね。
それぞれに過去に、理不尽な暴力に人生傷つけられたことがあって。
そんな二人だからこそどこか惹かれ合うものがあったのかもしれない。
でもだからって、二人の気持ちが通い合ったからって、その傷は消えたりなんてしないんですよね。
それが元で、どちら側にでもいけてしまえる麻績、彼は彼自身の力で、決してあちら側へ行こうとはしないだろうけど、そこへ葵の存在もきっと加わったんだろうね。
まだ始まったばかりの二人だから、この先が気になるなあ。
ぜひスピンオフで矢吹×`島を!そこでらぶらぶな二人が見たい〜。

posted by 棗 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>神奈木智 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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