2009年04月05日

青の軌跡 上・下:久能千明


久能 千明
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久能 千明
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<あらすじ>
新惑星Σ‐23を目指す惑星探査船のクルーとなった傭兵あがりの三四郎は、当直のその日、コールドスリープから目覚める。長い歳月を要するこの航海は、コンピュータにより精神面はもちろん身体の相性も最高と判断された武官と文官の組み合わせ“バディ”達によって運行される。しかし、三四郎の相手として現れた人物は、万華鏡の瞳をもつ月生まれの美しい男だったのだ。驚きも束の間、二人を乗せた船が、突然軌道を外れ始め―。


うっかり「タイトロープダンサーstage1」から読むという大失敗をいたしましたが、既刊はコンプ♪
ようやく「ファントムペイン」まで読み終わりました。
タイトロープダンサーの最新刊がでるまでには、どうにか追いつけそうかなあ。
新書だし、SFだし、普通の本読むよりは結構時間かかっちゃうんですよね・・・。



BLというよりは、近未来スペースファンタジーエンタメ小説という感覚で読んでます。
・・・でも、カイと三四郎の関係に萌え萌えしちゃうのだよ(笑)
うーん、萌え本(一般書なんだけど、登場人物の関係に萌える本のこと)に近いのかなあ。
そんなことはどうでもいいんですよ、おもしろければ!

・・・内容説明するの大変だ(笑)
とにかく、設定もろもろがあってのこのお話だしね・・・。
だからこそ、おもしろいんだけど!
大ざっぱな説明なんで、あんまり当てにしないでくださいね・・・。申し訳ないです。

人類が宇宙に出るようになって、あちこちに行くことは可能になったけれど、それでも100%マシンに頼ることはできなくてどこかで人の手を必要とする。
でも、長い宇宙の旅をするのにいくら優秀な宇宙飛行士でも、一人では孤独に耐えられない、でも適当な二人だと相性の問題でトラブルがおこる。
それならと、性格資質その他もろもろを考慮して、長い宇宙の旅を快適にすごすことができる相手を、選び出すのがバディシステム。
仕事面でもそうだけれど、当然あちらの相性もバツグンなわけで、なんともありがたいシステム・・・。
そのバディシステムで選ばれた、元傭兵の三四郎と、月人(ルナン)と呼ばれる種族のカイ。
通常、男女のコンビになるよう選び出されるものが、なぜか男同士のコンビで選出されてしまったことから二人の関係が始まることに。
この二人と、あともう一組のバディのサンドラ&ロードコンビの四人で、長い長い宇宙の旅に出ることになったんですが、なぜか平和にコトが運ばない・・・。
一冊に一回は事件が起こる(笑)
このお話だと、ちょっとしたマシントラブルが発端。
でまあ、カイと三四郎は、寄ると触ると喧嘩になる。
本当にバディなのか?マシンのエラーではないかという疑惑が持ち上がりつつも、仕方なく仕事をこなすことに。
三四郎というのは、まさに野性のカンだけで生きてるような人で、物事を深くは考えない。
カイは、マニュアルどおりに行動し、とにかく堅苦しい。
多分、三四郎は見たまんまの人なんだけど、カイは、本来の自分の性質を押さえつけて、いまの自分を造り出している。
カイは、快楽主義者と言われる月人なんだけど、以前の自分を否定していている。
なんていうか、月人って、天性の誘い受け?みたいな。
狙った獲物は確実に落とす。そうじゃない獲物も落とす。
それをまわりもわかってるから、そういう目で見るし、ちょっと距離を置かれる。
カイ自身も、そうならないよう、人との接し方を気を使う。
そんな中、三四郎だけがカイをカイとしてみるんですよね。
やはりそういう意味では、選ばれるべくして選ばれたコンビなんだろうけど、そこからが前途多難・・・。
好きとか愛してるとか、そういう甘い感情はないけど、身体だけの関係というには、ちょっと情があるかな。
この二人の関係がどう転がるかっていうのが、気になるところで・・・。

今作は、「青の軌跡」というタイトルで、宇宙船トラブルに”青”が関わってきます。
その”青”にも妄想が膨らみましたよ。


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posted by 棗 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>久能千明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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