2009年03月31日

Don’t Worry Mama:木原音瀬


木原 音瀬
Amazonランキング:29017位
Amazonおすすめ度:



<あらすじ>
仕事で小さな無人島を訪れた裕一は、ちょっとした手違いから、その島に取り残されてしまった!迎えが来るまでここで生きていかなければならないのに、たった一人の同行者・サイテー上司の今蔵は、ふだん以上に役立たずでムカつく存在。二人きりの生活の中、鉄壁の外面のよさを誇る裕一も、次第にガマンの限界に達してきて…!ボーイズラブ界屈指の話題作、単行本末収録だったショートも加わって、新装版で復活。
会社員×会社員モノ。


ボーイズラブ界屈指の話題作(笑)
わたしもさすがに、××受けはないだろと思ってて、長いこと読むことがなかったんですが、今回木原さんのフェアがあるということで、なんだかお友達ブロガーさんも入手しておられるようで、「じゃ、じゃあ私もゲットしてみようかな〜」とどこまでも消極的すぎる私。
でも数ある選択肢の中から、一番に選んだのはコレでしたよ・・・。
ところで、「脱がない男」にふたりの話が載ってるんですか?!
中途半端にCOLDシリーズかうくらいなら、こっち買えば良かったよ。

今更なんですけど、予備知識ナシで読みたい方にはネタバレです。


それにしても、ここまで攻めの顔ばっかりのイラストもないよね〜(笑)
志水ゆきさんの絵で、ビフォアー・今蔵みたかったよ。
ただそうなると萌えるかどうかビミョウだけどね・・・。

それにしても、この作品を読むのに抵抗があったのはデ○受けはないだろうというのもあったんですけど、短××Kというのもなんか・・・。
いや、短××Kを否定してるわけではありません。
なんていうか、太ってることもそうだけど身体的なことで相手を貶めるっていうのは、ちょっとイヤだなと思ってたんですよ。(だから、脱がない男を読むのにも抵抗がある…)
太ってることはまあ本人次第のところもありますが、短××Kとかアレって本人がなりたくてなってるわけじゃないですか。
それをバカにしたりするのは、やっぱり読んでいい気はしないだろうしと思ってたんですが、さすがにそのようなことはなかったです。
裕一って、口は悪いし手が出るしかなりエロい(笑)けど、そういうところはすごくまっとうだった。
今蔵が裕一に惚れてしまうのも、うなずけるかもね。

会社の出張で、上司の今蔵のお供で無人島にやってきた裕一。
そこでアクシデントに見舞われ、ふたりは無人島にとりのこされることに。
ただ、その上司・今蔵は、どこまでも性格サイアクの男だった・・・。
そんなこんなで二人で無人島ライフを送ることになるんですが、今蔵って、ホントに最低の性格してるよね。
何でもかんでも人のせい、自分じゃ何もしない。
数少ない食料だって独り占め。
ワガママがし自分勝手だし、あげくマザコン・・・。
世の男性の大半はマザコンだと思ってますが、これはホンモノの冬彦さん系(…若い人にはわからないかな?)マザコンだよね。
ママが来てくれるに違いないから大丈夫なんてね・・・。
モノ考え方、甘すぎるよ〜。
今蔵がそんなですが、裕一はまともだよね〜、できることは何でもするよね〜。
SOS出してみたり、食料探してみたり。
そんなタイプの違う二人も、最初は上司と部下の関係だからと裕一がそーとーがまんしてたんですが、ある瞬間ぶちっと。
・・・うん、キレるよね。
でも、そうやってもう今蔵のことなんてどうでもいいとつき放したくせに、裕一も結局ほっとけないというか・・・。
変なところでお兄ちゃん体質なんだよね。
今蔵も、ある瞬間からものすごく素直になるんですよね。
なんていうか、あの性格の悪さはコンプレックスの裏返しというか。
太ってることで、相手が自分をバカにしてるんじゃないかという気持ちもあって、必要以上に相手に強く出ちゃうんですよね。
自分に自信がないことからくるものだったんですが、裕一はそういうことで一切今蔵のこと否定はしないんですよ。
ただ、性格的なことは指摘しますけど。
・・・そこからの今蔵のかわいさはどーよ!!!
裕一が血迷うのもわかるよ(笑)
まさにギャップ萌えだね。
裕一は真性のゲイなんですが、いくら無人島で二人っきりでも、全くもってタイプじゃない、それ以前に人としてどうだんだろう、という今蔵に手を出すことはまずないと。
そう裕一を含め、誰もがそう思っていたに違いない!
でも、裕一手を出しちゃうんでしょね・・・。
このとき裕一は、自分はゲイだということを隠して、”えっちの練習”という名目の元、コトに及ぶんですが、この嘘が結構後を引きます(笑)
しかし、この手を出すまでの葛藤がね・・・。
あの状況下、あっさり手を出してしまいそうなんですが、かなり裕一は苦悩してます、ちゃっちゃとコトに及ぶかと思いきや、結構時間かけたな・・・。
結果、手を出しちゃってるわけだし、本当の目的隠して”練習”なんて言ってしまうところに、裕一の計算高さを感じつつも、でもあれだけ時間かけたっていうのはやっぱり今蔵のこと考えてのことだからね。
ノンケの人に、こんなかたちでまきこんんじゃっていいのかな〜って。
でも、騙してるけど(笑)
あと、裕一は、きちんとその後も見据えてますよね。
その島で一生が終わるのなら、なにも考えずに速攻やってたと思うんですよ。
でも、無人島から出て、普通の生活に戻る、という気持ちでいるんですよね。
なんか、裕一ってすごいなあ・・・。
帰りたいと願うけれど、だからといって希望を持ち続けることも苦しいから。
これはやっぱり、ひとりじゃなく二人で残されたっていうコトが大きいかも。

最終的に、今蔵はすっかりやせて、とっても見目麗しい受けちゃんへと変貌を遂げます。
もー、日常生活に戻ってからの二人のらぶらぶバカっぷりぶりは、勝手にしろ状態(笑)
すっかりスリムになった今蔵、自分に自信が出て、ちょっと変わったよね
しかし、この話で最後に女装プレイで○毛があろうとは・・・。
びっくりしたね。

posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>木原音瀬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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