2009年03月20日

ビューティー&ゴースト:海野幸



<あらすじ>
銀縁眼鏡に鋭利な美貌、趣味は怪談。そんな入社五年目の佐藤清司は、期待の新人・坂木康太が大嫌い。彼の人当たりのよさも、完璧に仕事をこなすところも何もかもが気に入らない。ある時、坂木の唯一の弱点が“おばけ”だと知った清司は、今までの鬱噴を晴らすべく、無理やり怪談を話しまくる。前後不覚になるほど怯える彼の様子に、これまで感じたことのない胸の高鳴りを覚える清司。だが、怖さのあまりパニックに陥った坂木にキスで口を塞がれ、さらに「側にいてください」と一晩中抱きしめられて…!?悩めるサラリーマンのオカルティック・ラブ。
会社員×会社員モノ


年下攻めだよ!年下攻め!
しかも、ヘタレ!






私が間違っておりました!m(_ _)m
決してシャレード・パールを舐めてたわけじゃないんですが・・・。
あなどるなかれ、薄さの美学。(なんじゃそりゃ…)
短いからこそ、勢いで読ませちゃうようなパワーもありますけど、内容もきちんとしてました。
この薄さでも、お仕事モノBLとしての内容は十分備えてると思いますよ。
主人公たちは、プリント基板を扱う会社の営業・・・という役どころなんですが、へーそんな仕事もあるんだなあ。
そんな仕事に身を置きながら、誰に言ってもしょうがない、仕事に対してだったり、社会にだったり、自分自身ににだったり、苛立ちとか、愚痴とか・・・まあ、よくある贅沢な悩みを抱える会社員、清司の趣味は、怪談。
それを聞かせて、人が怖がる様を見てはストレス発散という、実にネガティブな性質の持ち主・・・。
しかも、苦手としていた後輩の坂木が、怖い話が大の苦手と知って、それはもう喜々として語るのですよ。
・・・ちょっとしたパワハラだね、アレ。
清司は坂木の指導係を任せられてるものの、別に教えるようなこと、何にもないんですよね坂木。
大概のことは何でもできちゃうし、仕事の要領もいいし、まわりのウケもいい。
私だったら、ラクできていいわ♪くらいにしか思わないんだけど、清司にしてみれば、自分が新人の時は〜とかイロイロ考えちゃって、素直にその坂木のデキル男ぶりが認められないんですよ。
だから、大キライ。
そんな、坂木の弱点を発見して、嬉しくて嬉しくてしょうがないという、とっても困った人なんですが(笑)そのイタズラがすぎてか、怖い話にパニックに陥った坂木にキスされるという状況に。
そこから、気に入らない後輩から、気になる後輩に昇格という強引さは、ちょっとパール仕様(笑)
でも、それをあんまり気にさせないお仕事部分の濃さは、私好みでした♪
仕事のトラブルも、その後のごたごたぶりも、すべては二人の恋愛を進めるためのスパイスなんだよ!
そして、怪談話。
清司の趣味としてでてきましたが、これがまたいい感じにいい部分で絡んでくるんですよ。
それはちょっと「そうきた?」みたいな驚きとともに。
・・・ああ、清司って、ツンデレさんなんだね。

そういえば、この作品のドラマCDのキャストが、坂木が近藤さんで、清司が遊佐さん。
読み終わってからキャストを確認したんですが、ものすごいハマってるなあ・・・と。


posted by 棗 at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | BL(小説)>海野幸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです(コメントは・・・)
そうなんです。
近藤氏が出られるとのことなんで・・・
明日もまた本を探して三千里です。

ますます興味津々です。
Posted by 瑠璃 at 2009年03月21日 23:27
瑠璃さん、こちらでは、お久しぶりです、こんばんは♪

最近は随分近藤さんに心奪われていらっしゃるようで・・・。
大活躍の方なので、追いかけるの結構大変なのでは?(笑)
「ビューティー&ゴースト」は、シャレードパールらしく、とってもコンパクトな作品で、すぐ読めてしまいます。
でも、薄さ感じさせない、しっかりした内容でしたよ。
海野幸さんの他の作品も読んでみたくなりました。

コメントありがとうございました。
Posted by 棗 at 2009年03月22日 21:44
海野さんの作品・・意外と好きなんです〜
(なぜにこの作品は未読なの〜??私の馬鹿馬鹿・・)
「三百年の恋の果て」が一番なのですが・・
「40男と美貌の幹部」なんかも意外と・・
なんでもOKな自分に気づいた今日この頃です。
Posted by 瑠璃 at 2009年03月26日 21:31
瑠璃さん、こんばんは。

そうなんですよ、海野幸さんの作品調べてたら、「三百年の恋の果て」があって、そういえば瑠璃さんのオススメ作品だったな〜って思いましたよ!
「40男と美貌の幹部」は、タイトルがめっちゃ気になってた本だし!
積読が減ったら、次は海野幸さんの作品に手を伸ばしてみたいです。

ところで、萌えって年々変わりますよね。
私は年取ったら、年下攻めにめっさ萌えるようになって、けっこう複雑です(笑)
Posted by 棗 at 2009年03月26日 22:43
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