2009年03月17日

ミルククラウンのためいき:崎谷はるひ



『ミルククラウンのためいき』崎谷はるひ
角川ルビー文庫

<あらすじ>
叔父の口利きでジャズバーのバイトをしている高校生の雪下希。ある夜、バーのサックスプレイヤー・高遠の淫らなキスシーンに遭遇してしまい、おまけにそれを気付かれてしまう。高遠に密かな憧れを感じていた希はショックをうけるが、混乱する彼をさらに翻弄するかのように、高遠は希に口づけ、そして―。ミダラな大人の手管に翻弄される、エクスタシーラブロマンス。
サックスプレイヤー×高校生モノ。


あ!ひょっとして崎谷はるひさんの感想書くのは、これがはじめてかも〜。
年上攻めだったら、絶対に大人×子供が萌える〜と、常々訴えてるんですが、今回はもう、ストライクど真ん中きましたよ!
そこに、トラウマとかコンプレックスとか絡んできたら、降参(笑)
そして、エロも満足♪

崎谷さんの作品を、そんなにたくさん読んでるほうでもないんですが、受の子が、家族や学校に上手く馴染めなかったり、恵まれてなかったりするのお話が多いなあ、と。
しかも、受けちゃんは、かわいそうになるくらい、トラウマ抱えてたり、コンプレックス持ってたりで、子供なんだけど、子供じゃないみたいな。
子供らしくあることができなかった子、というイメージがなんとなくあって。
無理したり強がったりして、一人でなんとかするって、とにかくがんばってしまうんですよね。
だから、うんと大人の攻にべたべたに甘やかされたり、かわいがられたり、エロいことされたり(笑)
とにかく、今まで得られなかった愛をめいいっぱい注いでもらってます、というお話は、私の萌えツボにモロに突き刺ります。
崎谷さんの作品、確かにエロがとってもエロいんですよ(笑)
でも、それだけだったら絶対に読まないなあと私は思ってるんですよね。
それに至るまでの、言葉のやり取りだったり、気持ちの変化だったり、そういうのがすごくいいんですよ・・・。

というわけで(前置き長いなあ)今回は「ミルククラウンのためいき」なんですが、これはシリーズ4作品の第一作目。
あることから家族ともうまくいかなくなり、学校にも馴染むことができなくて、叔父のところに居候している高校生の希は、年齢を誤魔化しバイトしているジャズバーで、サックスプレイヤーの高遠にであう。
無口で愛想もない彼のサックスを演奏する姿に心惹かれた希は、バイト帰りに、偶然高遠のキスシーンを目撃してしまうことに。
それが、すべてのはじまり。
おそらく内に内に向かっていた思考が、外へ外へ・・・というか高遠へ、向かいはじめるんですよね。
あこがれのひとのあまりの変貌ぶりと淫靡さ。
そして、自分の中にあった、衝動。
そういったものに、いきなり気付いてしまう。
でも、人間関係を上手くつくることができない希にとって、それからの日々は、ちょっとした試練。
普段の顔とうって変わって、実は百戦錬磨の高遠にしてみれば、希をからかうことなんてたやすいことで。
でも、そんなことでも過剰に反応しちゃうんですよね、希。
そして、保護者がわりの叔父の不在時に、希は高遠に食べられてしまいます。
・・・完食、ではなかったんですが。
でも、希にしてみれば、なんでそんなことされるのかわからない。
ただ、あのキスシーンを見たことで、こんなことされてるんだと思うわけです。
確かに、高遠が全面的に悪いです、何も言わないでいきなりだから。
しっかりしろ、大人!
でも、希って、結局今までのいろいろで、自分に自信が持てないでいますよね。
いらない子だと、信じ込んでるところがあります。
高遠は、そこらへんの事情を詳しく知ってるわけじゃないだろうから、あまり一方的に彼ばっかり悪者にするのもどうかと思うんですけど、でもやっぱり許せん(笑)
この巻だけだと、まだ高遠の気持ちがまだイマイチ掴みきれないんですよね。
希のこと好きなんだというのは、わかるんですけど、いつから?とかどうして?っていうのがよくわかんなくて。
・・・もしかして、また読み飛ばしたとか?
それとも続き?




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