2009年02月17日

運命的な恋人:夜月桔梗


夜月 桔梗
Amazonランキング:687989位
Amazonおすすめ度:



<あらすじ>
ロンドンの名門ホテルでVIPを担当するゲストリレイションズのカイリは、ある日突然さる“賓客”から専属バトラーとなるよう指名を受けた。相手は世界的大富豪の後継者で16歳の天才児、そして7歳のときカイリに求婚してきた、ラルフ・ウィリアム・ロシュバード―。“財も名声も社会的立場も手中にある彼が、なぜ一ホテルマンのわたしを…?”運命が熱くからみあう、ゴージャスBL。
大富豪×バトラーモノ。


絶賛積読本消化週間中。
・・・三年も前から積んでおりましたよ、この本。
想像より、トンデモでもトンチキでもなく、コバルトだな〜ってお話でした。
あらすじだけよむと、華々しいBLを想像しがちですけど、エロありませんからこの話(笑)
夜月さんなのに!と、ちょっと驚いたよ。
さすがコバルト・・・。
変なところで、腰が引けてるよねえ(笑)

世界的富豪にして天才として名高いラルフと、名門ホテルでゲストリレイションズのカイリ。
7歳のラルフが、16歳も年上のカイリのどこにどう惚れてしまったのかは、最後まで読んでのお楽しみ。
そんな16歳の年の差&身分差カップルが、カップルとなるまでの、ながーい道のり。
7歳のラルフがプロポーズをして遠回しにカイリにお断りされたわけですが、そんな簡単に諦められるような恋ならばプロポーズなんてしませんよね。
時は9年後、大人に近づいたラルフが、またカイリの元に現れたことで、二人の関係は少しづつ進むわけですが、・・・じ、焦れったい。
ラルフは、子供ゆえの純粋さからか、それとも天才ゆえの性か、カイリのことを忘れる日はなかったんですが、カイリはやっぱり大人だよね。
日々の生活に忙殺されて、彼のことはなかったことにはならないけど、思い出す回数は減ってしまう。
それは仕方ないことだと思うんだけど、久々の再会にかなり心動かされますよね。
そんなカイリに、専属バトラーとなってくれとラルフは言うわけですが、ラルフはなんとしてもカイリをものにしたい!
でも、そんじょそこらの攻めとは違って、やり方がスマートというか、焦れったいというか、時間と金使ってるなあって感じ(笑)
絶対に無理はしないですよね。
ホントに、強引に手を出したりしないです。
バトラーのカイリにたいして、”仕事”の名目でしか頼みごとはしないし、それで彼の身が危うくなるようなことは、絶対にしない。
・・・こんな16歳、イヤ(笑)
だって、年下攻めの醍醐味といえば、あのわけのわかんない性衝動に駆られて、がっついてるところですよ〜。
青い衝動とかないのかな?ってくらい、辛抱強く、彼が落ちてくるのを待ってますけど、カイリも大概ガンコ。
プロフェッショナルに徹するという意味では、すごく立派なんだけどね、もちろん。
辛抱強い男と、頑固な男の勝負です、完全に。
そんな二人じゃ埒が明かないと、ラルフの側近たちがあれやこれやと手を焼いたりするんですけど、それでも落ちない。
二人は再会したり別れたり、そんなことくり返すたびに、ちょっとづつ距離は縮まってるけど、なかなか決定打がないんですよね。
だから、最後はそうきたか!とちょっとやられた。
さすがゴージャスBL。
・・・で、ええとこれはラルフ×カイリで間違いないんですよね?

それにしても、あのグレーゾーンを書いてることはいかがなものかと思ったんですが。
確かに該当する人なんて数少ないだろうし、信じて実行する人もいないだろうけどね。
ラベル:BL 夜月桔梗 小説
posted by 棗 at 21:00| Comment(4) | TrackBack(0) | BL(小説)>イロイロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
棗さん
こんにちは!
夜月さん読まれたのですね。懐かしいです。以前、もう10数年前になると思いますが、花丸ノベルズ刊から発売されていた、夜月さんの『Last order』シリーズを大好きで、良く読んでました。ドラマCDも発売されていました。
Posted by 白木蓮 at 2009年02月21日 12:51
はじめてコメントさせていただきます。失礼があったらすみません。

この本はなかなかくっつかない二人にもやもやしながら呼んだ記憶があります。ラルフとカイリに好感が持てました。

それと、この本が発売された頃の雑誌コバルトにリンク作「理想的な恋人」が掲載されたのをご存知でしょうか。カイリの同僚としてちらりと出てくるコンシェルジュが主役のお話で、私はそちらの方が好きでした。
Posted by 和音 at 2009年02月21日 21:44
白木蓮さん、こんばんは♪

わたしもとっても懐かしいです(笑)
だって、買ったのが2006年なんです・・・。
よくぞまあこんなに積んでたなという感じです。

実がこれが夜月桔梗さんの初作品になります。(まだもってるけど、積んでます・・・)
でも想像と全然違って、とてもおもしろくて、とってもよかったですよ。
他の作品も気になってます!
『Last order』シリーズ、チェックしてみますね。

いつもコメント、ありがとうございます♪
Posted by 棗 at 2009年02月21日 22:24
和音さん、はじめましてこんばんは。
失礼だなんてとんでもありません!
古い作品だけど、どうかな〜と思いながら書いた感想なので、反応していただけて嬉しいです。

夜月さんって、なんかとてつもなくゴージャスな話を書く方だと勝手に思い込んでいたので、この作品もそんな話かな〜と思ってたんですよね。
確かに、ラルフはお金持ちですけど、それだけじゃないですしね。
それ以前に、年上の人に恋をしてしまった、一生懸命な男の子なんですよね。
最近にはなかなかない感じの焦れったさが、新鮮でした。
二人の関係も、すごく良かったですよね。

>リンク作「理想的な恋人」
あとがきにもちらっと書いてあった作品ですよね?
これは未読です・・・。
文庫化はされてないんですよね、きっと。
あのコンシェルジュが主役だなんて、すごく気になります!

コメントありがとうございました!
またいらしてくださいね。
Posted by 棗 at 2009年02月21日 22:37
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