2009年01月21日

厄介な連中1〜4:柏枝真郷


雨かもしれない (角川ルビー文庫―厄介な連中)

雨かもしれない (角川ルビー文庫―厄介な連中)

  • 作者: 柏枝 真郷
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫




イミテーション・サマー―厄介な連中〈2〉 (角川ルビー文庫)

イミテーション・サマー―厄介な連中〈2〉 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 柏枝 真郷
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫




時計仕掛けのオリーブ―厄介な連中〈3〉 (角川ルビー文庫)

時計仕掛けのオリーブ―厄介な連中〈3〉 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 柏枝 真郷
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/11
  • メディア: 文庫




温泉神社で逢いましょう―厄介な連中〈4〉 (角川文庫―角川ルビー文庫)

温泉神社で逢いましょう―厄介な連中〈4〉 (角川文庫―角川ルビー文庫)

  • 作者: 柏枝 真郷
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1997/05
  • メディア: 文庫





<あらすじ>
自殺志願の美青年・宮城篤史。異色な作風で知られる超マイナーミステリー作家・遠野遼一郎に時にはサディスティックにもてあそばれながらも、遼一郎の館に居候し続けていた。…そんなある日、遼一郎の友人・伊藤が殺人事件の参考人として警察に連行されてしまう。しかもそれは死体の存在しない殺人だった。篤史と遼一郎の「厄介な連中」が次々ぶつかる奇妙な事件。
ミステリー作家×自殺志願者モノ


この間感想を書いた「ホーリー・アップル」に出てきた、あの人が主人公のお話です。
こちらは1995年12月発売。
随分時間は流れてますが、今読んでもとてもおもしろいです!
絶版なのが惜しいですよ。
柏柏枝真郷さんという作家さんは、BL本によくあるエロとか萌えとかからは、縁遠いような気がします。
もともとミステリー要素がストーリーがっつり絡んでますし。
このシリーズもルビーから出てるんですけど、BL読んでるような気がしないんですよね。
なんというか、人と人とのかかわり合いを書く方だなあと。
でも、このシリーズは、かなりエンタメ的な色合いも強くて好きなんですが♪

10数年前、このシリーズを1〜5まで読んだ記憶はあるんですが、詳細が思い出せない・・・そんな状態で今回読みはじめたんですが、やっぱり所々インパクトがあるところは憶えてますよね。
主人公CPはもちろんですが、毛利や美雪やオリーブさん(笑)のような、個性の強い脇役たちは、「そうそう!」みたいな懐かしさが・・・。
特に毛利は、なぜ?っていうくらい印象に残ってました。
でも、読みながら「こんな愉快な人だったの?」ってちょい思いましたけど(笑)
今回、ほどほどに記憶が薄れてて読んでよかったことがありました。
読みはじめて「もしかして、これって・・・?」と思う箇所が何ヶ所かあり、読み進めていくうちに「ああ、やっぱり!」と思う部分に出くわすわけですよ。
ミステリは一度読むと、なかなか二回目って手が出しにくいんですが、今回はそれはもう犯人をすっかりさっぱり忘れていたおかげで(笑)ものすごい勢いで読みました。
・・・気になるじゃないですか、犯人とトリック。

それにしても、始めて読んだ時、篤史の自殺願望がどうしても理解しがたくて、「意味わからん!」とものすごく納得がいかなったんですよ。
死にたいって思うくらいだから、自らを死に追い立てるような何かがあるからこそ、篤史は死を選ぼうとするのかなと。
でも、今回読んでたら、なんだここで篤史はきちんと言ってるんだな、って。
理解はできないけど、そうなのかと思えました。
そんなところに、時の流れを感じてみたり・・・。
コメディ読んでるのに、なぜか切なくなるよ(笑)

あ、内容の感想じゃなくて、自分の感想になっちゃったよ・・・。
ラベル:BL 柏枝真郷 小説
posted by 棗 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BL(小説)>柏枝真郷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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