2005年12月13日

ディール:水壬楓子



<あらすじ>
たくさんの男にマワされるのと、自分に抱かれるのと、どっちがいい?
そんな取引で、夜の公園で男たちに襲われていた律を助けたのは、人材派遣会社『エスコート』のトップ・ガードである延清だった。
そんな彼の部屋で飼われることになった律。
飼い主とペットのような関係の二人だったが・・・。
トップガード×秘書モノ。


以前、「エスコートシリーズが気になる〜」と書いたところ、お二人から(美鳥さん、亜季さん、その節はありがとうございました♪)この「ディール」をプッシュしていただきました。
まさに、すすめてくれてありがとうございます!な、内容でした。
話的には、この作品が一番好きです・・・。
でも、好きキャラとか、好きカップルはまた別なんです(笑)



何が足りないのかわからない少し壊れた延清と、そんな彼をだれよりもわかってる律。
恋人同士みたいな甘さも柔らかさもない二人だけど、この世界に代わりになれる人なんてどこにもいなくて、お互いにこの世でただ一人の存在。
愛し方も愛され方も知らない延清は、それがなんだかわからない。
・・・というより、わからない感情だらけ。
だから読んでて、延清って、律よりずっと年下に思えた。
28歳の身体を持ってるくせに、小さな子どもみたいで。
そんな延清に、たくさんの感情を教えてあげれるのは、律だけ。
律も、最初はすべてのことに流されるままで、あきらめることをばかり知ってるような子。
そんな二人が、取引から身体を重ねることになるのだけれど、そこで延清が、食べてるのか?と、本当に些細なことなんだけど、律にはとても必要だった言葉を漏らす。
それが総ての始まりだったんじゃないかなと。
そんな二人の過去はもう、どうしても消せないけれど、今があってよかったねと、心から思った。

書き下ろしの「ステップ」は、まさに「りっちゃんのはじめてのおつかい in イタリア」といった感じで、延清のかわいらしさ爆発(笑)なんですけど、やはり、この会社にこのオーナーありというべきか・・・。
ほんと、いい仕事してますよね、榎本。
こういう、気の利き方する上司って、実際どうなんでしょう?
・・・うーん、ちょっとイヤ(笑)

どうでもいいけど、この本、書店で買うには少々勇気がいりました。
表を出せばオビにでっかく「飼ってやるよ・・・」
裏を出せば小さいながらも律のすてきな裸・・・。
カバーなんて以ての外。
「いりません」じゃなくて、「やめてください」と叫びそうに(笑)



☆「エスコート」の感想はコチラ
☆「ミステイク」の感想はコチラ
☆「フィフス」の感想はコチラ
☆「リミット」の感想はコチラ
posted by 棗 at 21:31| Comment(2) | TrackBack(1) | BL(小説)>水壬楓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらからもTBさせて頂きました♪

「飼ってやるよ・・・」は名言(迷言?!)です☆まぁ、結局はどっちが飼われたんだ?ってオチですが(ニヤリ)

それにしても棗さ〜ん!
カバー付けてもらわなかったんですかぁ〜?!
私は付けてもらいましたよ。
・・・えぇ、バッチリと見られましたよ!!<逆ギレ(笑)
Posted by 美鳥 at 2005年12月14日 14:56
美鳥さん、漢です・・・。
店員さん、おねーさんだったんですけどね、やはりカバーは(笑)いくじなしなので。
でも、私、部屋で読む時カバーつけないんで、結局捨てちゃうので、もったいないしと、言い訳してみたりして・・・。

今月末にでるエスコートシリーズ最終巻、「リミット」楽しみですよね〜♪
Posted by 棗 at 2005年12月14日 21:59
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水壬楓子さん 「ディール」
Excerpt: どーも、美鳥です。久しぶりにお気に入り紹介です^^; 以前にも水壬さんの作品をご紹介していながら、その後違う方の作品になってしまって置き去りになってしまっていたので、今日??
Weblog: 美鳥の日記
Tracked: 2005-12-14 14:40